天賦の才能がないからといって悲観すべきではない。
才能がないと思うのならば、それを習得すればいいのだ。

                 ーニーチェの言葉ーより

すごい揺れだった。
人生で味わった一番の揺れ。

天災には何事もかなわない。
才能がないと苦しんだけど

自然の前には何もないに等しい。

亡くなられた方、被害者のご家族の方、今回の地震で苦しまれた
たくさんの方々にご冥福申し上げます。

苦しみや悲しみ、喜びも楽しさ、
すべての想念が地球を覆う。



すべての良い事柄は、遠回りの道を通って、目的へと近づいていく。
             ーニーチェの言葉ーより

回り道、楽しもう。

明けない夜はない。
覚めない夢もない。

今朝は早く目が覚めた。三文の徳。
 偉人と呼ばれる人が、偉人であると同時に人間的にも立派であったと
断定する根拠などどこにもない。
 その偉人はひょっとしたら、世間一般の大人になりきれなかった人間、
ただの子供のままだったがゆえに
偉大な業績を残すことができたのかもしれない。
 あるいは、時代の流れや年齢ごとにころころと色を変えるカメレオンみたいな
変幻自在の人間だったから、時代に沿った仕事をなしたのかもしれない。
 あるいは、魔法にかかった少女にように、途方もない非現実的な夢の中に
生き続けたからこそ独特であったのかもしれない。
                       ーニーチェの言葉ーより

「世間一般の大人」が蔓延したら、この世に何の面白みも
なくなってしまいそう。
世間なんて物差しは、その時代に不完全な人間が作ったもの。

だいたい人間的に立派って何だろう?
個性は個性。
人見知りだって、社交的とおなじ、個性のひとつ。
私の個性って何だろう、近すぎてわからない。

 高見に向かって努力を続けることは、決して無駄ではない。
 今は無駄が多くて徒労のように見えるかもしれないが、少しずつ 
頂点へと進んでいるのは確かなのだ。
 今日はまだ頂点にはほど遠いだろうが、明日にはもっと高みへと
近づくための力が今日、鍛えられているのだ。
            ーニーチェの言葉ーより

こんなこと意味あるのか?という疑問に打ち勝つ精神力こそが
希望を現実にするための、調味料かもしれない。
強く、美しく生きるための今。
死ぬのは決まっているのだから、ほがらかにやっていこう。
いつかは終わるのだから、全力で向かっていこう。
時間は限られているのだから、チャンスはいつも今だ。
嘆きわめくことなんか、オペラの役者にまかせておけ。
         ーニーチェの言葉ーより

たしかに。

嘆いてしまった。
怒ってしまった。怒らせてしまった。
悲しくなって、悲しませてしまった。
今までたくさん、たくさん。
振り返ると、過去は下手なオペラより観れたもんじゃない。
人間て不完全で、デコボコで滑稽。
 愛をめぐるさまざまな問題で悩んでいるのなら、
たった一つの確実な治療法がある。
 それは、自分からもっと多く、もっと広く、もっと暖かく、
そしていっそう強く愛してあげることだ。
 愛には愛が最もよく効くのだから。
         ーニーチェの言葉ーより

もっとこうして欲しい、こうなって欲しい、もっと、もっと、
私たちは本当に傲慢で我が儘。
まずは自分を許し愛すること、言葉では簡単だね。
でも、そのとき、本当に愛する人に気づくのかもしれない。
赤い色が好き、というように、きっと愛情も本能だろう。
 贅沢を好む癖というのは、それほど身分不相応な
思い上がった心から来るものではない。
 普通の生活に必ずしも必要でないもの、過剰なものに
どうしても魅了されてしまうのは、実は贅沢こそ人間の魂が
もっとも好んで泳ぐ水そのものだからだ。
          ーニーチェの言葉ーより。

その煩悩を否定せず受け入れていってもいいということなら、
過去のトラウマもなにも、溶かして行くことができるかもしれない。