「お母さんみたいになって欲しい」とは思わないけど、これだけ大事に育てたのに、そこには尊敬や感謝の念は全くない。むしろ軽蔑に近い何かがある。そばにいてくれ。と言った。絶対に美代を幸せにする。と言った。」海は相変わらず静かな波音をたてている。あるとき、その男の子は大勢の男子に囲まれてからかわれていた。「おまえ、川田のこと好きなの?好きなんだろう~。」でも時々こうして会ってもらえませんか。」ささみは驚いて何も言えない。彼の目は真剣そのものだ。目をそらしたいのに、そらすことができない。今度の美術展は、ずっと前から知香がみたいと思っていた画がフランスからやって来る。今行かなかったら、当然通勤ラッシュ。東京圏以外では考えられないと思う。だから長く勤めるうちに、この通勤時間をなくしたいと思うようになる。主婦内職
