脳梗塞などで身体が麻痺し、喋る事も出来なくなった場面を前提として進めています。

そうなった場合、意識的にわかりやすく動かせるのは脳と繋がっている眼球なのではないかと思う。


そうでなくても、「意識的に動かせる部分を相手が気付くかどうかという事」がこの記事の重要なポイントになってきます。


顔で言うならば、まばたき・眼球を動かす・引き攣らせるなどの表面的な動きは、相手に気付かせてもらいやすい。尚、動きを意識的にコントロール出来たなら、もっと良い。


そして、この動きを使ってコミュニケーションを取るのだが、自分と相手の両側に知識と頭の回転力が必要になってくると思っている。



例えば、


●麻痺している側の人は、

・自分の身体のどこが自由に動かせるか?→それを相手に気付かせるには?→規則正しく動かす。



○麻痺していない側の人は、

麻痺している健聴者に

・声をかけて確認する。

「きこえるなら、目を動かせる?無理なら、身体のどこか1箇所だけ動かして」

→動く所を見つけたら、場所名を伝える。



麻痺している聴覚障害者か聞こえなくなった方に

・紙に書いて、麻痺している人の目の近くまでゆっくり持っていく。

内容「身体のどこかを一つだけ動かしてみてください。動いた所を触ります。」



全体の反応を注意深く観る。微かにしか動けない場合もある。



目を動かせる場合

「はい」と「いいえ」を決めておく。

眼球を動かせるなら、

上から下への縦の動きが「はい」。

左右の横の動きが「いいえ」。


まぶたしか動かせないなら、

一回まぶたを閉じる動きが「はい」。

二回まぶたを閉じる動きが「いいえ」。




TVで観ただけだが、眼球の動きでモニター入力出来る機械や、文字盤のかな文字表を指差しながら動かしてもらっている時に瞬きで止めて文字を繋ぎ合わせる方法があった。

ただ、これらは資材や準備が必要だったり、専門の人がすぐには見付からないし時間もかかるだろう。


なので、ルールをお互いに確認しつつ決めていけば会話が出来るのではないかと思っている。



文字盤のかな文字表指差しのやり方で思いついたのが、

指文字が出来る場合

あ行から順番に○行を指文字で表し、止めてもらいたい○行で、瞬きしてもらう。

次に、止めてもらった○行のあいうえお順を指文字で表し、止めてもらいたい所で、瞬きしてもらう。

健聴者なら指文字を声に変えれば、やり方は同じ。



指文字が出来ない/資材もないが伝えたい

大変だが出来なくもないのではと思うのは、

瞬きの回数とまぶたを瞑る時間の組み合わせ。

瞬きで順番、瞑るで指定の所で止めるやり方だ。




目以外の場合

動きの回数で「はい」「いいえ」。

回数を順番とし、止めたところで確認を取る。



大事な事は、『ゆっくり』『根気よく』確認しながらやること。


会話のキャッチボールが出来たら、お互いに安心すると思うので、このアイデアが役に立てたらいいなと思います。