死んだ魚の目の逆襲 -2ページ目

死んだ魚の目の逆襲

空っぽの人生から教師になった30歳児の逆襲。

最近(ここ5年くらいか)巷で「暗記しない英語」みたいな甘言をよく聞く。

「ネイティブはいちいち考えない」とか、「イメージが分かれば楽勝」とか、そういう類の。

最近はYouTubeや個人ブログ等で無料コンテンツが溢れてるから尚のこと。

 

だけど、10年近く英語を教えてる身からすると、「そんな美味しい話あるわけないだろ!」と思ってしまう。

 

英語は暗記教科である。

教え方や工夫次第では、100の暗記を50や10にすることはできるけど、0になることはありえない。

必ずどこかで、努力して大量の暗記と向き合わなければいけない時が来る。

というのが持論。

ゆえに、「暗記しない英語」みたいなフレーズは詐欺に近いものだと思っている。

 

理屈をこね回して慣用表現に説明をつけることはいくらでもできる。

そういうコンテンツがこぞって「暗記しない英語」とかいう耳障りの良いフレーズを謳ってる。

たとえば「be independent ofは『独立している』という意味。なぜofなのか?それはofに【分離】のイメージがあるから」みたいな。

そういうのは、一見すげー!と思える。

だけど、多くの場合はその逆ができなかったりする。

「『独立する』⇒be independent of」ができない。ofなのか、はたまたfromなのか、awayなのか。全部それらしい説明はつけられてしまう。

(分離だからofとも、起点から離れてるからfromとも、距離があるからawayとも、なんとでも)

だから結局は、be independent ofを覚えるという、言うなれば暗記の暴力で乗り切るしかない。

 

でも、「暗記しない英語」とやらは、その泥臭い部分を見なかったことにする。

というより、一見分かるようでよく考えると支離滅裂な理論で煙に巻く。

 

もちろん、ofに【分離】のイメージがあるということを教えるのは大事。それは俺も否定しないし、そうすることで暗記の負担が減るのは事実。

だけど、「ofは【分離】だからbe independent ofを覚える必要なんてない。英語は暗記するものじゃないんだ。理解すればいい」と言い切ることが危険だと思うのだ。

 

でも、後半の泥臭い努力を否定し、前半部分だけを見た視聴者に称賛され、礼賛され、信者を生む。

そりゃそうだ。学習者は常に効率を求めてる。

でも、そういう弱みに付け込むやり口って、どうなんだろう。

 

一番イラッとするのは、そういうコンテンツ内では「学校では教えてくれなかったと思うんですけど~」みたいなフレーズが必ずと言っていいほど使われてること。スタサp

少なくとも俺個人の話をすると、「onが【接触】」なんて、授業内で何十回何百回言ったか分からないよ。

最近YouTubeをラジオ的に垂れ流しながら作業することが多い。

ジャンルは教養系(世界史や政治経済の学び直しとか)から雑学系、趣味系など。いわゆるゆっくり解説が多い。

 

そんな中で気になるのが、Wiki(Wikipediaよりももうちょい硬くない感じの、pixiv百科事典とかアニヲタWikiとか)のコピペを読んでるだけのやつ。

 

俺はWiki系のサイトは結構巡回するから「この記述どっかで見たな……」とか、なんならアニヲタWiki、DQ大辞典、遊戯王カードWikiなどは一時期執筆してたから、「あ、これ俺が書いたやつじゃん!」みたいになることが少なからずある。というか、結構ある。

俺が書いた記事は少なからずあるんだけど、それをあたかもオリジナルみたいに言われると、さすがに複雑な気分になる。

いわゆる剽窃(Wikiに投稿した時点で著作権は放棄したようなもんだし、法的にはセーフなんだろうけど。そもそも既存のコンテンツに乗っかってWiki書いてる自分もグレーゾーン)だし、人のふんどしで相撲を取ることにプライドを感じないのかな。

自分の魂で書いた文字で勝負しろよ、と思う。

 

ただ、さすがに1記事丸ごとコピペで終わらせるのはまずいのか、ちょっとだけ文言変えたり、2~3記事の一部だけを抜粋してることが多い。

後者は、たとえば論文Aを丸ごとコピペはさすがにアウトだから、論文Aと論文Bと論文Cから使えそうな部分を少しだけコピペする、みたいなパターン。いわゆるパッチワーク。

あるいはコピペじゃないにせよ、自分がめっちゃ浅いジャンル(経験したことない、全然精通してない、など)を、適当に検索エンジンで引っ掛かった表面上の情報だけで構築するのもよく見る。

どちらにせよ、そうすると記事全体に矛盾が出てくる。

 

で、最近その矛盾に妙に気付くようになった。正確には、違和感を意識するようになった。

そして思ったことだけど、この「違和感に気付く能力」こそが、リテラシーなる能力ではないか、と。

一般的に「リテラシー」と呼ばれる能力って、たとえば文献に照らし合わせるとか、論理破綻してないかに注目するとか、実験の方法は妥当かを検証するとか、ソースがきちんとしているかetcを考えることだと思うんだけど、それってつまり丁寧な間違い探しをしてるわけでさ。

その能力が無駄だとは決して思わないけど、本当に自分が精通しているジャンルであれば、内容を読んでて「ん?」って違和感に気付くと思うんだ。

「洗い直して間違いを探す」ではなく、「違和感があるから洗い直す」。これぞリテラシーの本質じゃないのかな、なーんて考えたり。

あけおめことよろ。

 

冬休みに何かやろう、と思ってて、

①英語の勉強

②読書

③ダイエット

④麻雀を最低限打てるようになる

の3つを目標に掲げていたんですが、①と②は見事に頓挫中。

唯一継続できている③を当面は続けていきたいなと思います。

コロナを言い訳にしても、ここ2年でさすがに太りすぎた……。健康にも支障が出るレベルなので、さすがにね。

 

さてさて、今はまだ時間的な余裕があるから良いとして、勤務が始まったら絶対に時間は足りなくなるし、授業が始まったら尚更。

なので、とりあえず1月中旬時点まで続けてられてたら自分を褒めてあげたい。

 

内容としては、21/12/25から、【リングフィット&フィットボクシング】を1日おきで(つまり、12/25, 27, 29, 31, 1/2)とやっている。

隔日だけどその代わり筋トレ&有酸素をセットでやるようにしてる。

隔日にしてるのは、翌日はそれなりに筋肉痛があるのと、毎日やる!ってなるとメンタル的に続かないだろうから。

まずはこれをベースにしつつ、時間があればプラスアルファをしていければな、と。

 

めちゃめちゃ負荷は軽いと思うんだけど、なんだかんだで体力がついてきたのが目に見えて分かる。

最初の方はほんとゼイゼイ言ってたのが全然言わなくなったり、「あれ、メニューこれで終わり?」みたいな余裕が芽生えたり、生活の中でも息切れが減ったり。

 

というわけで、体重93.2kg / 体脂肪率26.8% からスタート!

 

このブログもかれこれ5年ほど続けてきたわけだけど、過去記事を全部削除することにした。

ログを残しておこうかなとも思ったけど、どうも手続き・処理・管理の類が面倒臭そうなので、もう全消し。

別に(たびたび自分がしてきたように)過去の自分の黒歴史を抹消することが目的ではない。

私立高校教師という職業柄、ちょっとしたことがきっかけでそれが一気に生徒・保護者に拡散されたら、自分の職業生命が脅かされるから。

スキャンダルというか、火のないところに煙は立たないけど、逆に言えば火があれば煙は立ってしまう。

そして最近の炎上などを見る限り、何が火種になるか分からない。

要は、自分自身の身を守るために、身バレしそうなことは最大限避けようと思ったわけだ。

(今見返すと、学校行事や職歴等々、身バレしそうなことが普通に書いてありましたね笑 ネットリテラシー低すぎる)

 

というわけで、ブログ自体も閉鎖しようかともよっぽど考えたんだけど、まー特定されない範囲でマイペースに続けていきます笑