デュアンサーク(電撃文庫)最終巻を読了。

終わったなー。遂に。
いやまぁ深沢美潮さんのもう一つのお話であるフォーチュンはまだ続いてる訳なんですが。
それでもやっぱり長く続いたシリーズの完結には感慨深いものがあるわけで。

この小説の冒頭にいつも書かれている一文、
「わたしは、これから一人の勇者の物語をしようと思う。
ただし、彼が勇者と呼ばれるには、
まだまだ、たくさんの時が必要なのだが……。」
な訳ですが、最終巻に至るに当たってもはや立派に勇者と呼ばれるに値する程成長したデュアン。
スライム一匹満足に倒せなかったのにw

デュアンの語り口がライトノベルならではの気安さというのもあって、すごく感情移入してしまうというか。「しっかり!」とか「おいおい大丈夫か?」って気持ちにさそられるんですよね。
まぁそれだけ危なっかしい旅だったってのもあるんですがw

思えば僕が一番最初に出会ったライトノベルってフォーチュンクエストだったんですよねー。最初に読んだのが深沢さんの作品だったことが僕がライトノベルにはまった大きな要因だったのではないかと思います。

ロードス島も終わり、スレイヤーズも終わり(番外編は別としてw)、純粋な剣と魔法のファンタジーの小説ってすっかり見なくなってしまった様に感じます。
ゲームでも同様に。

ファンタジーで育った世代としては少し寂しく感じたり。時代が変わっていくという事なんでしょうが。

でもこうしてファンタジーの世界に触れて、全然捨てたものなんかじゃないと思えたり。やっぱり面白いものは面白いだなぁと。

深沢さんのもう一つの小説、フォーチュンクエストが終わる時にはもっと大きな感動がある事だと思うのですが、それを考えると今からすでに寂寥感がw
叶う事ならいつまでも続いてもらいたいものです。もう約二十年も続いてるのにw
久々にげんしけんを読んだわけです。はい。

読み返すのも何度目かって感じですが、改めて見返すと見え方が色々違ってくるものです。



自分にとってこの漫画はちょーど大学生の頃の連載だった訳で。
まあ色々と重なりますわなぁw

「俺に足りないのは覚悟だ」、とはよく言ったもので。

この漫画を読むことで自分的にもふっきれたような気がしますねえ。
今ではどんな漫画買うのもどこで漫画読むのもちーっとも恥ずかしくなくなりましたw
それがいいのか悪いのかはさておきwww

でもまあ楽にはなりましたねえ。大学入ってすぐの頃は色々と自分の中に壁が作られてたんですが、それを払拭する助けの一つではあったのかなあと、今読み返してしみじみ。


思えばそういうことって結構あって。
間違いなく僕というカタチは今まで読んだ漫画が作ってるのを実感します。
思春期の時期にちょうどタイムリーにEVAをやってたのは自分にとって大きいですねえ。
EVA解説本みたいなのを片っ端から買い漁って、世界とはなんぞや~?みたいなことを考えたりしてた甘酸っぱい記憶が。どちらかといえば酸っぱいw

高校の頃はなんだろうなぁ。たぶんブギーポップかなぁ。
作中に出てくる霧間誠一の文章を必死に覚えてたりしたなぁw
あとはビバップと。

大学入って一気に読む量増えて。というか今まで出たのアニメとラノベですがw
ざっと挙げるならば 浅野いにお 西尾維新 那須きのこ作品あたりの影響が大きいですかねえ。
ますますジャンルばらばらだw


今の中学生、高校生、大学生が読む漫画ってどうなんでしょうね?
自分にとってのそういった出会いが同じようにあるといいなあ。


珍しく長々と。