9月1日 18時10分@某所 “一緒に行けたらいいね” って言ってたことが現実になり この日を迎えた “今日がこなければよかったのに”とつぶやいた あのひとの気持ちがよくわかる 私たちはいつも持っていたいのだ つぎの約束を
9月1日 17時25分@某所 ホテルの窓から重たげな空を眺める 遠くで稲妻が走っているのが見える きっとここももうじき一雨くるだろう あのひとは規則正しい静かな寝息をたてて眠っている 美しいひとだ このままずっとここに閉じ込めてしまえたらいいのに
8月30日 23時36分@六本木 経営者Dや友人と食事 飲み足りずにみんなでバーへ 彼らと別れてひとりで入ったバーでかつて寝た男に偶然会い さらにもう1軒一緒にはしごする あのひとに会えない金曜日は 楽しくて愉しくて悦しくて 虚しい
8月26日 21時10分@某所 Wの家に招かれる “僕はそのうち君に捨てられそうだな” “まだ拾ってもいませんけど” コルビジェのソファを買おうと思っていたけれど Wの家のリビングにあったのでやめることにする 私はこのひとがものすごく嫌いだ 自分がひとを積極的に嫌いになるなんて珍しいことだ 大抵は興味がない人は意識レベルにすら登らないのに もう次からパーティは断ろう
8月23日 22時47分@麹町 弁護士と食事 事務所の規模拡大祝いを兼ねて乾杯する 相変わらず事業は順調のようだ そして順調にこんな小娘にのまれていく様を わかりやすく示してくれる “きみがいなくなることが毎日恐ろしくてたまらない” いなくなんてなりませんよ まだまだあなたにはやってもらわないといけないことが山ほどある
8月22日 21時11分@ハイアット 経営者Tと食事 ほぼ初対面に近い私に よくも恥ずかし気もなく赤裸々に私生活を語るものだ 彼の会社くらいの規模になると、それなりに遊びも派手になるのだろうけど どの芸能人や歌手とカラオケにいったなどと嬉々として自慢していること自体 自身の評価を下げることに気付かないのだろうか まぁいい こちらは事業に利用したいだけだ 分厚い仮面くらいが彼にはちょうどいいだろう
8月21日 20時18分@渋谷 あのひととゆっくり食事できるのは久しぶりだ 隙間を縫って 週に1度ほんの数時間をともに過ごす 夏の長い夜が明けるまで ぽつりぽつりと大事に交わしていたいつかの言葉たちは 失われたのだろうか “ふたりでどこまでもいこう もう世界は美しくもないって思う前に” あのひとも きっと哀しいのだ
8月16日 28時03分 メッセージ1件 “おつかれさま。 あなたの中に強く刻まれた自分を見るのって とてもいい気分だ。 まるで産まれ出てからの欠如が満たされるかのよう。 これからも自分を見失うことなくあなたを想う。”