たまには違う世界に触れようと博物館に行ってきた。

 

とてもいい気分転換になったのだけど、

ちょっとケチがついてしまったので、

思うところを書き残す。

 

 

上階と下階をつなぐちいさなエレベータに乗り込むと

メガネをかけた女児が乗り込んできた。

続いてベビーカーを押す、メガネの男性。

それからメガネの女性。

女児が親に話すのは中国語だった。

 

私は開ボタンを押して、彼らが全員乗り込むのを待ち、

上階のボタンを押す。

ゆっくりとエレベータは上昇。

ベビーカーの乳児がぐずることも

中国人が大きな声で会話することもなく

箱内は沈黙が降りる。

私は安堵する。

 

上階に着き、エレベータは止まる。

ドアが開く。

メガネの女性が降り、女児が降り、

最後にベビーカーの男が後退しながら降りる。

その間、私は開ボタンを押し、

彼らが全員降りてから、エレベータを降りる。

 

 

事実はこれだけ。

 

でもこのわずかな時間で

私は少し嫌な気持ちになった。

 

14億人いるらしい中国人の中の

たった4人と1、2分程度接しただけなのだが、

私は、あぁやっぱり中国人ってこういう人間の集団なんだ、

と「決めつけ刑事」になってしまう。

 

よっぽど私はベビーカーの男に声をかけ、

私の思ったことを伝えようかと思ったが

どうせ言葉は通じないだろうし、

仮に通じたところで「根っこ」が違う人間に

言うだけ無駄、と思いとどまった。

 

 

いま、日本は人口減を実感として感じ始め、

それを埋めるための外国人(労働者)を

日常で見かける機会が増えてきた。

 

もし私が仕事上で中国人と接する機会があれば

こんな調子で嫌な気持ちになって、

ストレスを感じ始めるだろう。

 

「他人は変えられない。変わることができるのは自分」

 

と、よく言われるが、

私の側が何を変えるべきか、私は分からない。

ああいう民族だと容認しろ、と?・・・ゼッタイ嫌。

 

けど、

今日会った中国人級の

情けない日本人が増えてきていることも

肌感覚としてあるのもまた事実。

 

子供に躾もできない親がそこら中に居て、

その子供がまた次の世代の馬鹿親になるのは目に見えてる。

 

少子化対策で子供を少しでも増やしたい政府の気持ちは

よく分かるのだけど、

世の馬鹿親を多く見るにつけ

「誰でも親になれる」ってのはどうかと思う。

 

日本人の「質」はどう担保するのか、

そういう政策も考えてほしいものです。