久しぶりに遅い帰りです。
電車も上尾を過ぎると閑古鳥が鳴きそうだぜ。
ほとんど誰も乗らない電車のドアが開いて蝉が飛んできた。
中に入ってきてすぐに壁にぶつかり息絶えた。
何年も土の中に眠っていて羽ばたいたと思ったら自分も気付かず息絶えた。
成虫になれば1週間の余命の命は儚い………
って決め付けたのは人間様だべ。
知らねーよ。
そんなん。
って言うのが蝉の気持ちかもしれない。
不思議です。
その時の気持ちの感情で色や景色が別に見えたり儚く尊く思う。
きっとそんな時は自分を照らし合わせる時に決まってる。
何年も何十年も同じ繰り返しをしているようだ。
正解がないから、もがき悩み導く。
逆に正解がわかっていたら今の蝉だろうか?
一緒にしたら失礼な話だ。
あんたはあんただ。