一線越えたらそこは
 散りばめられた海の底
 
 踊り狂う海月の群れは
 時間錯誤して
 自己崩壊して
 銀色交差して
 揺らめいて明日を捨てた

 一体化することを
 拒否した月は
 海に堕ちて
 求めたのはただの曖昧

 相対性理論のような
 難しい話しは分からない
 そうただ笑っていたかった
 それだけなのに
 求めた先には届かないと
 気づいてしまった
 悲しみの月よ

 せめて海の底へ堕ちて
 あなたと踊り続けていよう
 姿無きあなたと
 
 永遠の底で
 具現化した身体は
 僅かな明かりを纏う
 スパンコールドレスが
 揺れるように