探偵はBarにいる
プロジェクトが終わったので自分へのご褒美でレイトショー行ってきました
本当は早く帰って途中でハジメセット買ってこぞうと遊ぼうと思ってたのですが、別なお客さんが来社されて、接待ついでに会社の金で飲んでしまったので

ポイントが貯まる109シネマズグランベリーモールは遠いですが、直通電車があるのでわりと便利がいいのです
日比谷で降りたらそこはもうビックカメラ有楽町店の目の前でした
地下二階のおもちゃコーナーでハジメセット-今日発売されたバロツスピリッツの新デッキです-を買い込んでから、銀座線に乗って直通で一本
とはいえ、時間はぎりぎり滑り込みでした

さて、ネタバレ含んで内容はというと








最初の30分はほんともう帰ろうと思いました
大泉洋、作りこんだ演技が下手すぎ、素人以下
当代随一の逆切れ芝居を持っているだけに、そのギャップがもう悲しくなります
謎解きだけでない、感情を含めて緻密に作りこまれたストーリーは賞賛に値します
それっぽい台詞も、昨今のバッタモノとは一線を隠した本格派でした
かみ合ってきてからの松田龍平との掛け合いも心地よいかんじ
一時間後くらいからなんとなく読めてきた、大泉洋の素人芝居も実は演出の一環なのかなぁとおもえなくもなくもなくないかんじ
おそらくは2の線と3の線を行ったりきたりするのを楽しませたかったんでしょうか、どうしても素人と玄人を行き来している感じにみえて私の感性を逆なでします
ああ、松田優作やショーケンは本当にうまい役者だったんだなぁと改めて感じ入りました
じゃあ、この作品の主人公は大泉洋以外のだれかにできるのか?と問われたら答えはNo。優作がやったらもっといい作品になったと思いますが、この作品にはならなかったでしょう
総じて言うと、すごく悔しい作品、大泉洋には上手くなってほしいです
で、完成されたこの作品シリーズの続編を見てみたいと思います
この作品は…んー。どうでしょうが好きならとりあえず見といたら?そしたら続編作ってくれるかもしれないよ?でも私は勧められない、ってかんじ