仕事を始めて1ヶ月。
社会とはこんなものなのか、理不尽なことばかーり。
でも仕方ない。やるしかない。
母に約束したんだから。

でも母は言ってくれた。
目標・目的があるのとないとでは同じ仕事でも違ってくる。

もしあなたに今、夢や将来のビジョンがあって今の仕事をしているならもちろんその仕事を続けるべき。
それがなくとも、今のあなたに誰かを養う義務や責任があるならば仕事は仕事で今の仕事をやるしかない。
けどその両方に当てはまらない今のあなたには、
やりたい仕事をやるべきだ。
そして今の仕事がそれに反するなら、転職を考えてもいい。
私はあと三年会社勤めがある。定年後も年金があるし、もっと言えば私が生きているその間はあなたが無職であっても養っていくことが出来るから。その間にゆっくり、納得して自活できる道を探しなさい。


偉大過ぎるな、親って。
もちろん社会人の自分が今さら養ってもらおうとは考えないけど、
これからの人生を作っていくに考え行動していくには十分な時間…というか心の余裕をもらった。

今の仕事を続ける続けないというよりは
自分の目指す道を探したい。
仕事は辛く大変なものだと思う。けれど自分で納得できるものにしたい。
それが今の仕事なのか違うことなのかはまだ分からない。
それを考え見つける余裕が、母のおかげであることに気付いた。
焦ってへこたれていたのが
スッと楽になったよ。

どうあるべきかよく考えます。
とうとう明日から仕事が始まる。
他のみんなとは一ヶ月遅いスタートとなりました。

結局、どちらの仕事にしたかというと安定型のB職にした。
昔から思い描く理想の人生はあったけど
それから程遠い結果となったかな。
それでもこれが人生だと、とくに悲観的にはなっていない。
むしろ明日からの生活への意欲がわりとある。

この結果に親も一安心している。フリーター系のA職を選んで欲しくはなかっただろうなと今は感じる。
きちんとした会社に勤めることにした結果は、母の喜びようを見たら、これはこれで良かったんだと心から思う。

内定報告をしたあと、出社まで日数があったんだけど、
その間まぁすごく凹む出来事があった。

その落ち込みようを見て、母はこれから始まる生活や仕事に私が不安を抱いているのだろうと勘違いし
それから毎日のように励ましてくれた。
仕事に関しては私はそんなに深く考えてないし、なんとかなるだろうと思っていて

母の誤解は申し訳ないと思いつつ、すごく嬉しかった。

「大丈夫すぐ慣れるから最初の数ヶ月の辛抱よ」

「英語に不安あると思うけど商業英語なんて多くないから覚えちゃえば楽チンよ」

「仕事は確かに大変だけど私にできてアナタにできないわけないじゃない」

「辞めたいと思ったら辞めてもいいわよ、無理はしなくていいんだから」

「でもほんの少しだけ頑張ってみて?慣れれば案外やれちゃうもんよ」

こんな言葉を次から次へと投げかけてきた、少しうんざりするくらいに。
「初出社はスーツがいいわよ、活動的なら普段着も念のため持っていくといいわね、悩むだろうけど初日でみんなどんな服で来ているか分かるから大丈夫よ、あ!通勤着買いに行こうか?無難なやつなら着れると思うよ、バッグはとりあえず就活で使ってたので行っておいおい買いましょう、電車の時間は調べた?余裕を持っていくのよ!お昼は周りに誘われたら必ず同行しなさいね、何もなかったらおにぎり作るからそれを食べればいいよ、帰り時間が合えば一緒に帰ろうか?夕飯でも食べよう!あ、でも無理に合わせなくていいわよアナタの生活があるんだからね。」

まったく別なことでへこたれていて、そんなんじゃないし…うるさいなぁとあまり応答すらしなかったのを、
今思うと本当に後悔して当初の悩みなんて馬鹿らしく思え、母の気持ちを思うと本当に申し訳なく思う。

成長します。
仕事頑張ります。
生活は変わるけど母との時間は大切にします。
初任給で約束のバッグ必ず買います。
楽しく仕事している姿を日々これから見せます。安心させます。
絶対すぐには辞めません。
負けません。
落ち着いたらまた温泉行こうね。今度は私が連れてくよ。

母ちゃんありがとう。
頑張るよ。