スイッチを押して、ジーっという音がして着火するまでに、十秒くらいかそれ以上かかった。途中で爆発するのでないかと怖くなり、後ずさった時に、ボフッと黒い煙を吐いて動きだした。しばらく大丈夫なのかと気になって距離をとっていたけれども、どうやら問題無いらしい。
ただ、パンが焦げたような臭いがする。という事は何かしら焦げたのだろう。
ファンヒーターを見ていたら、子供のころにしていた遊びを思い出した。
ビンの口にライターをあてて中にガスを溜める。しばらく溜めてから火花を飛ばすと、ジェットエンジンのアフターバーナーみたいに炎が吹き出る。それが面白かった。
あと、ガンプラに火を着けるのとか、スプレーに火炎放射気よろしく火を着ける。たぶん誰でもやったことがあるはず。
あんな事やこんなこと、と色々記憶がよみがえってくる。
キュッと寒くなる今ぐらいは特に。