お気に入りの傘を持っていた時は

ちゃんとさしていた。

でも無くしてから、もう10年以上

あまり傘はささない。


だってさして濡れずに車まで行ったとて

いざ乗り込む時にめっちゃ濡れる

乗り込む時、乗り込みながら傘畳む時、

折り畳んだ傘を置いた車内も濡れる

荷物になるのにわざわざ濡れない為にさして

濡れあがるわ荷物になったおめぇもそこ濡らすわ


えぇ、、、


外は雨音

静かな車内で


濡れた自分と内側のドアとパワーウィンドウのボタンと傘とシートをただただ少しの間見つめる

なんだか裏切られたような、腹立たしいような物哀しいような何とも言えない気持ちになる


雨を避けて走り素早く鍵を開けて車に乗る方があんな気持ちにならなくて済むので

今までの私には傘は必要なかった。


最近たまに散歩をするようになった。

雨が降っても散歩が出来るように

お気に入りの傘を買って紫陽花を観に行こうかな。