映画 猿の惑星
猿の惑星 Planet of The Apes
続・猿の惑星 Beneath The Planet of The Apes
新・猿の惑星 Escape from The Planet of The Apes
猿の惑星 征服 Conquest of The Planet of The Apes
最後の猿の惑星 Battle for The Planet of The Apes
一気に観てみましょう。全部で481分(8時間)という大作ですが、気合で見続けてください。
歴史に残る名作である一作目は設定やストーリーともに独創的で(1968年という時代背景を考えるとアメリカにおける黒人のことかな…とも感じられますが)衝撃のエンディングに至るまで、気持ちのいい緊張感を持って見る事が出来ます。細かいことは後にして2作目に話をすすめますが、こいつは駄作です。なんともお寒い感じです。登場人物のながれを考えると、原案ではここで終わるつもりだったのではないでしょうか?まあB級作品にありがちな、"みんな死んでしまった!”というオチです。(個人的には嫌いじゃないんですが、まあ駄作だと思われる方が多いでしょうから)
3作目、見事に復活です!!面白いです、ラストは可哀想ですが、悪気はない方向性による結果で非常に人間の弱い部分や醜い部分を考えさせられます。細かいことを指摘すると、ほらあなみたいなとこで暮らしていて、自動車や飛行機も知らなかったヤツラが、どうやって壊れたロケットを直してタイムスリップまでしてきたのかはかなり不可解なんですが、天才マイロ博士がやってのけたようです。しかしその彼は、となりの檻にいたゴリラに首を絞められて一瞬で死んでしまいますが…5作品のなかでドラマとして最もよくできているのはこの3作目かと!
4作目、5作目は完全につながっている感じで、オランウータンやゴリラがそれぞれの特徴をもって文明社会に入り込んできて、一作目に描かれていた猿社会を彷彿させます。しかし、核戦争によってミュータント化した人間との戦いなどに関しては大した意味も見所もありません。
とりあえず猿の服がかっこいいです。個人的にはオランウータンのが好きです。
最近の連続TVシリーズなんかを沢山見るのであれば、絶対こっちの方がいいですよ!!
まあ有名な作品なんで見た方はたくさんいらっしゃるでしょうが、とりあえずなかなか見事なものです。