帰り道、真向かいさんから これから病院に行くことを 聞かされた。
長いこと入院している旦那さんのお見舞いに 行くのだと。
癌で もう治療の仕様がないらしい。
その人は、毎日明るく 笑顔で接してくれて、
いつも心配りや 気遣いを忘れない。
その人の旦那さんが癌で闘病生活を送っているとは 誰が想像できよう?
自分の気持ちばかりに目を向けて、取るに足らないことに苛まれている自分を恥じた。
自分の愛する人が そのようになったら、あたしはそんなに強くいられる自信がない。
17日話せないだけでこんなに打ちのめされているのに。
せめてその人が少しでも笑顔になれるように、あたしは出来ることをなんでもしよう。
思いがけないところで喝が入れられた。
そして1分1秒でも長くだいすきな人と一緒にいたい、と思った。