ご無沙汰しております。
DD-WORKSHOP代表、秦です。
なかなか書くことも少ないのでたまには書かせてもらいます。
本日は総論です。


私が東京以外の場所でレッスンを始めて10年経とうとしています。
現在では私以外の講師も笑えるようなハードスケジュールで全国を飛び回っています。


なぜそんなことを始めたか?


正直に書きますと、東京でレッスンをやっていた方がはるかに儲かります。
交通費や移動時間に東京でレッスンをやっていたら…と考えると当然ですよね。
地元のレッスンに比べれば割高かも知れませんが、
あるエリアでは普通のビジネスホテル泊まるのもギリギリです。


ではなぜやるのか?


親元を離れるまでにどんな力を付けておくかが勝負だからです。


もう少し詳しく書きます。


仕方ないことですが、芸能界の仕事は東京が中心です。
芸能プロダクションも大半が東京に拠点を構えています。
ですので東京では「え?こんなところにも?」というくらいマイナーな駅に
知人のスカウトマンが立っています。


ですので、皆さんが思っている以上に、目の届かない地方に期待を寄せているのです。


ただ、それでも素材だけで東京で勝負出来る子はなかなか現れません。
某コンテストのグランプリですら東京に呼んでもらえず、何年も地元に残っていました。


ではどうするのか?
答えは簡単です。



地元にいながら、東京水準のレッスンを受けさせる。
そして地元で実力を養い、親元を離れられる年齢で東京に呼ぶ。




ただこれだけです。東京に呼んでレッスンを受けさせるよりはるかに効率が良いんです。
当たり前な答えですが、この当たり前なことがなかなか実現出来ていないのが今の芸能界です。

18歳を過ぎていれば東京で自分の力で出てくればいい話。
そうでないから東京に呼べない。
かろうじてレッスンを出来たとしても土曜、日曜、長期休暇が大半。

東京の方にはピンと来ないかも知れませんが、
地方では拠点となる都市まで出るのに数時間かかります。



「じゃあその休みやればいいじゃん、なんで実現出来ないの?」
と思いましたか?



では反対に質問です。
東京および東京近郊在住の18歳以下のタレントはどうやって育てるのですか?
急なオーディションに対応出来て、お互いの費用負担も少ない人が貴重なのは確かです。
その点では地方在住社には残念ながらハンデがあります。


話を戻します。


移り変わりの早い芸能界で、”過去ではなく今”の現場を知っていてて、
そのプロダクションが欲しい人材を育てられる講師はその休日に東京レッスンを担当するはずです。



「じゃあ地方レッスンやってるDD-WORKSHOPは東京レッスンを任されていないのか?」



ウチの話で言えば、所属講師は全員、芸能プロダクションでレッスンを任せてもらえるレベルです。
ですので、月に1回程度なら代講を立てて地方でレッスンを開催することが可能です。
代講を認めてもらえる理由として、東京で同レベルの授業が開催できると同時に
自分のプロダクションの新人育成責任者を地方に飛ばして、
その1回で地方在住所属者のスキル・コンディションチェックをさせる、とのことです。
なので、地方レッスンが可能なのです。



そしてDD-WORKSHOPは、
地元にある情熱のある会社に支えてもらいながら一緒にレッスンを開催していますが、
どこかのプロダクションの看板を借りてやっている訳ではありません。
様々なプロダクションの地方在住者にご参加頂いている形を取っています。


そして、プロダクション未所属者には、経験上その子に可能性を感じてくれる事務所を紹介しているだけです。
勿論、そんなところでお金を取っていません。ウチが頂いているのはレッスン費のみです。



なんて宣伝的なことを書きましたが、
何年も赤字になりながら、カプセルホテルに泊まりながらやり始めた地方レッスン。



『生まれた場所で夢が制限されちゃいけない』




そんな青臭い想いで続けています。



…こりゃ書き続けないと、文章がドンドン下手になりますね。
反省です。



次回は今回のような総論ではなく、もう少し具体的なことを書きたいと思います。