みなさん、こんばんは。
DD-WORKSHOPスタッフの水木です。




今回も引き続き、情報の整理をしていきます。




前々回にレッスンを受ける目的について触れました。
今回も演技を職業にしていく人に向けて書いていきます。





じゃあどうやって職業にしていくのか?




仕事をしてお金をもらうんです。
状況によってはお金をもらわないこともありますが、
まずこの仕事で生計を立てられることを目指すのです。





そんなことわかってる?





じゃあそのためには何が必要でしょうか?





オーディションを受ける?




そうですね、まずはそこからです。




でもどこでオーディションが開催されているかわかりますか?




そのために事務所に入ることが必要なんです。
事務所に入る事によって、フリーでいるより、
情報収集環境が格段にあがります。



今日はいつも以上に当たり前の話ですね。



では、事務所が欲しいと思う人はどんな人でしょう?





前置きが長くなりましたが
職業にしたければ
その部分をきっちり学べる環境を探すことを
まずやらないとダメってことです。








事務所ごとに基準の違いはありますが
確実にひとつ言える事は







「商品として成立している」






あるいは






「商品として成立する可能性がある」





かどうかです。






じゃあプロダクションはどんな部分を
「商品」と感じるでしょう?




経験上、それは色々なプロダクションから情報を
収集しないとレッスンで提示できません。



アンチ芸能界のレッスンも実際にあります。



その「商品化」を意識せずに、
演技を学び続けることも一つのやり方だと思います。



ですので前々回のテーマでもある
「何のためにレッスンを受けるのか?」
を見つめ直すきっかけにしてください。




一日でもはやくバイトの生活を抜け出したのであれば
ここがひとつヒントになるかと思います。





この部分を意識せず、
「好きな事しかやりたくない、
 でもこの世界にいたいからマネージャーという社会人を働かせ続ける」



という行動を平気で取っている事に気が付かない人が多いのも事実です。



プロダクションも企業です。
売上がないと潰れてしまいます。



働いているマネージャーさんは
その仕事で家族を養っています。



その立派な職業の「商品」として
あなたが成立していなければ所属は難しいのです。



お客さん(=プロデューサーや監督、キャスティング)
が何を好むか毎日リサーチして、頭を使っている
お店(=プロダクション)が仕入れたくなる
商品(=あなた)でないと、仕入れても売れないだけですから。





入門コラムにも書いた
「私」と「あなた」の差です。




つまり、
一日でも早く、
「芸能人志望」から「売れない芸能人」になることです。





レッスン選びというより、
心構えの話になってしまいましたね。





ではまた次回。