みなさん、こんばんは。
DD-WORKSHOPスタッフの水木です。




さて前回の続きです。
引き続き、何故レッスンが必要かを書いていきます。





前回はオーディションで勝ち抜く、そして現場で困らないために演技力が必要だと、
ごく当たり前のことを具体的に書いてみました。






今回は前回にちょこっと触れた
「製作サイドに直接声を掛けてもらった」場合についてです。





現在、多くの作品のメインキャスト(←この呼び方はご了承ください)
はオーディション無しで決まります。






いわゆる「指名」という形です。





ではその「指名」は何故決まるのでしょうか?





それは他の作品での演技や周りの評判で決まっていきます。





ですので、芸能界志望の方が多く読まれるこのブログではあまり深く触れません。






ここで触れたいのは




新人なのに現場から直接声が掛かった人です。





え?そんな人いるの?って思われるかも知れません。





それが今、多くの場所で行われている
監督・プロデューサーが開催するワークショップです。




なんだ、じゃあそのワークショップで認められたからじゃん。
それがオーディションの代わりでしょ?





そう思いますか?




はい、半分当たりです。




ですがちょっと待ってください。




監督・プロデューサーがワークショップを開催してまで
世に出ていない俳優との出会いを求めるのは
演技を大切にしているからです。





そうでなければオーディションのみをすればいいのです。





だからその監督・プロデューサーに習えば大丈夫なんでしょ?





…ここにはまる人が多いです。






では質問させてください。





演技を大切にしている人が
わずか数回のワークショップで
演技が身に付くと思っていると思いますか?







少し個人的な考えに偏ってしまいますが
監督・プロデューサー開催のワークショップは
チャンスを掴むところだと思います。




では、




監督・プロデューサーワークショップでチャンスを掴む実力はどこで身に付けますか?




さらに



プロダクションに入ってる人を差し置いてまで
フリーの人間を現場に推薦するのは、
万が一の責任問題も含め、監督もプロデューサーもリスクがあります。
(ここが次回のメインテーマになります)




ですので宣伝も含め、プロダクション所属者と同等では無理です。




フリーの人間を現場に呼んだ責任がありますので
しっかりとしたものを現場で残してくれる人に
声掛けします。




ですので、そのための準備としてレッスンが必要なのです。




え?
ちっともレッスンの選び方に入らないじゃないか?




…はい、すみません。



でしが、もう少しお付き合いを。



次回は



「プロダクションにはいるためにレッスンが必要か?」



です。




お楽しみに!