定款変更の理由

DCJapan は,カイロプラクティックが法律でその教育(学位)と立場(資格:License)を保証された国においてカイロプラクターとしての専門教育を修得し,資格を取得または,取得できる立場にある者が,本物のカイロプラクティックを知る立場にある者としてその責任を果たすべく,日本の国に対して正当なカイロプラクティックの法制化を求めることに主眼を置きます.その為には,その立場にある者が一人残らず一丸となって声を揃えて直訴しなければならないと考えます.その際に出される政府の回答如何により,必要な措置/施策を行うことはやぶさかではありませんが,基準となる最初の手続きを踏まずして具体的折衝はないと考えます.

 

過去30数年の日本の業界において,其々が正しいと思う政治活動,教育活動を行ってきましたが,翻って間違ったことも多々あったことは否めません.その過去が足枷になり,WFCの現行倫理規定によりDCの結束が阻害されていることを重く鑑み,今回の変更が決議されました.


我々 は,WFCの施策を尊重はするが,現状そのまま受け入れることはできません.将来的にきちっとした業界を築くために誰もが協力できる体制が必要であること を優先します.必要な基礎教育を受けた者が,カイロプラクティックの専門教育を修得することにより,安全で効果的な本来のカイロプラクティックが日本の患 者様に提供されることは火を見るより明らかです.

正当な権利を有する者が,権利を主張するという,基本の第一歩を踏み出すことにより,確実な次の一歩が示されるものであることを強調します.

 

この30有余年間,駄目だ無理だと云われて行われてこなかった,DCによるカイロプラクティックのための第一の基礎を築く作業を,力を併せてその任務を果た しましょう.この施策は,DCJapan設立当初から変わっておりませんが,定款の用語の使い誤りにより,みなさんの入会を阻んでしまったことを申し訳な く思います.みなさまの参加を会員一同心待ちにしています.

第一回総会

 

定款の変更

 

総則

3目的

本会は、国際基準に則っ準じ正しいカイロプラクティックの価値とその役割を社会に伝達し、人々の健康を支え、生活の質(QOL)の向上を実現し、カイロプラクティック業界の改革、また統合医療の推進を通じ他の医療分野との協力も含め、日本並びに世界の医療改革に貢献することを目的とする。投薬や手術を用いず、人間が生まれ持った能力本来持ち合わせた機能を最大限に引き出すことで健康を管理するカイロプラクティックの自然療法は、幅広い医療分野の中でも重要な役割をなすものであり、21世紀に向けた予防医学及び日本の医療の構造的改革のために果たす役割は計り知れないものがある。健全なカイロプラクティック業務及びカイロプラクティックのアイデンティティーを守るため、適切なカイロプラクティックの役割並びに業務の方向性を定着させることが必要である。すなわち、カイロプラクティックは、哲学(Philosophy)、科学(Science)及び技能(Art)を土台に人々の健康を最大限に引き出すことを目的とし、恒常機能や自然治癒力は神経系によって統合されるという原理原則に基づき、神経学的並びに生体力学的統合を助長させて健康を回復増進させることをその役割及び業務の根幹とするもので ある。

 

会員

6会員の種類

3.

  当面は,サポート会員の募集は行わない.

 

倫理規定:

1. カイロプラクティック・テクニックの教授 

本会会員は、2010年9月末以降、正会員および該当するサポート会員以外に、カイロプラクティック・テクニック(スパイナル・マニピュレーションを含む)を教えてはならない。 但し,上記に抵触する活動であっても,当会設立以前より行っているものを,法制化の過程において将来的に終結,又は発展的解消しようという方についてはこの限りではない. 

 

教育施策:

1目的

WFC国際教育憲章を尊重遵守する。

日本ドクター・オブ・カイロプラクティック協会(DCJapan)のブログ

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はじめに、東日本大震災および原発により被災された皆様、そしてご家族の皆様に、謹んでお見舞いを申し上げます。重ねまして、被災地の一日も早い復旧復興を心よりお祈り申し上げます。

震災後、諸般の取り組みが急務となっている昨今、政府や国民にカイロプラクティックの法制化を訴える時期として相応しくないことは承知しております。しかしながら、自治体によっては国家資格ではないことを理由に、避難所に於いて被災された方々にカイロプラクティック・ケアを提供することを許可しないケースもあるとの報告を受けております。勿論、ボランティア活動は避難所だけに限られたものではありませんが、思わぬ場面にも法の壁が立ちはだかることを改めて感じました。

 

さて、この度のNewsletterでは、去る327日に開催されました、「第一回定時総会」に於きまして、定款の一部変更が承認されました点を、その詳細と共にご報告申し上げます。ご一読いただきたく存じます。


日本ドクター・オブ・カイロプラクティック協会(DCJapan)のブログ


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北海道支部会終了後1か月を待たずして、平成221211日~12日の2日間にわたり、徳島大学にて開催されました「日本統合医療学会 徳島大会」に参加致しました。

 

「理論から実践へ」とのサブタイトルがついたこちらの学会には、全国から「患者中心のオーダーメイド医療」を目指し医師をはじめとする医療従事者531名参加し、伝統医学から最先端医療まで幅広い分野に於ける実践例が発表されました。

 

カイロプラクティックにも、北海道支部会の34倍の講演時間をいただくことができましたので、国内の問題点に加え、法制化済みの国々に於けるカイロプラクティックの近年の動向を織り込みながらプレゼンテーションをさせていただきました。

 

そのうちの3点をご紹介致します。

 

 

米国に於けるカイロプラクティック教育の変化(退役軍人病院のカイロプラクティック学生の受け入れ)

 

アメリカにおいて、最大規模で医学生や研修医のトレーニングを行う教育機関として、退役軍人病院があるが、2004年からカイロプラクティック大学の学生の受け入れを開始した。人数に限りはあるものの、医学生と同様に、関連病院にて様々な専門分野の研修をローテーション形式で経験できる門戸が開かれている。

 

病 院内では、患者の回復を最優先し、現代西洋医学の医師からカイロプラクティックの研修生への患者の紹介もあり、その一方で、カイロプラクティックの研修生 側からも、現代医学の適用が必要な場合には、医師へ治療をゆだねることもあり、患者のためには互いに否定し合うのではなく協力し合うことの重要性を、大学 卒業前に体験できる場となっている。

 

 

米国Consumer Reports(20095)でカイロプラクティックが患者の満足度No.1を獲得

 

患者中心の医療への風潮が高まるにつれ、患者の満足度が注目を集め、その調査が各方面で行われている。20095月のアメリカのConsumer Reportsに於いて、腰背痛に対する手技療法で、カイロプラクティックは最高位の評価を得た。

 

この調査は、The Consumer Reports Health Ratings Centerにより、14,000名以上を対象にして行われたもので、88%の消費者がカイロプラクティックの恩恵を得たと答えており、59%が完全に、あるいは非常に満足であると評価した。




・米国に於ける総合病院など現代医学の医療機関とカイロプラクティックの連携(癌センターなど)

 

カイロプラクティックへの需要に反映し、D.C.が常駐する医療機関が増加の傾向にある。

それは筋骨格系を主に扱う医療機関に限定したものではない。

 

具体例を挙げると、交通事故により救急センターへと搬送された後、骨折や出血などの所見が認められない場合、カイロプラクティック・ケアにより、治癒期間の短縮を図るアプローチが取られている。

 

また、急性疼痛の愁訴にて救急外来を訪れる患者もいるが、整形学的および神経学的異常所見が排除された場合に、カイロプラクティック・ケアが施され、関節可動域の増加、疼痛緩和、鎮痛剤の使用量の減少などにも効果を上げている。

 

産婦人科の領域でも、周産期に腰痛を訴える妊婦に対し、安全性を優先し、投薬ではなくカイロプラクティックを用いることにより、腰痛の緩和、更には安産へと導くように、現代西洋医学とのコラボレーションが実践されている。

 

癌センターにおけるカイロプラクティックの適用もあるが、この場合は癌治療を目的とするものではなく、

 

 手術、化学療法、または放射線療法などにより生じたり、増大する、関節や筋肉の疼痛、並びに硬直の緩和

 末梢神経障害などの神経機能の回復

 嘔気の減少

 頸背痛の軽減

 可動性の改善

 不安、緊張、頭痛の緩和

  

を目的としており、他にもエクササイズの指導などに当たっている。

 

癌患者に対するカイロプラクティック・ケアは、細心の注意を払うことは言うまでもなく、X線写真や骨スキャン、あるいは血小板数のモニターなど、患者の最新情報を基に、危険回避を充分に考慮し、医師との連携を図りながら施術を行う。

 

 

正しいカイロプラクティックが普及した上で、その有効性が正当に評価されると、活躍の場が拡充し、その結果、国民に利益をもたらすことをこの学会を通してお伝えしたく思いました。

日本ドクター・オブ・カイロプラクティック協会(DCJapan)のブログ

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平成221113日に札幌市、北楡病院 にて開催されました「日本統合医療学会 北海道支部会 」に於いて講演の機会をいただきました。

 

首都圏ではなく、地方で開催された「支部会」ではありましたが、「北海道医師会認定生涯教育講座」でもあり、参加総数は108名に上りました。

 

12回目を迎えた「北海道支部会」でしたが、過去にカイロプラクティックが演題として取り上げられたことはなく、参加者のカイロプラクティックに対する様々な先入観や誤解を払拭すべく、「国内におけるカイロプラクティックの問題点と統合医療としての位置づけ」と題し、お話しさせていただきました。

 

 

「国内の問題点」としては、カイロプラクティックに法の規制がないため、短期講習を受講後に「カイロプラクティック」または「カイロプラクター」と名乗り、充分な教育を受けずに開業することが可能であり、その結果として、事故の多発や「美容カイロ」などのように、真の姿を逸脱して普及されてしまっている現状をお伝えしました。

 

また、法制化済みの国々において、カイロプラクティック教育には「国際基準」が存在し、北米では大学卒業時にD.C.の学位が授与されることにも触れました。

 

「統合医療としての位置づけ」としては、カイロプラクティックは、主に疾病に対して治療が行われる現代西洋医学とは対局に位置するが、患者を中心に置き、両者に加えて他の医療との協力体制が整うことにより、疾病と理想的健康状態の狭間に存在する様々な健康状態にある人々への貢献の可能性について述べました。

 

 

緊張と不安の中、講演後の質疑応答の時間を迎えましたが、前支部長から「私は1978年にカリフォルニアのカイロプラクティック大学を視察したことがありますが、きちんとした4年制の大学でしっかりと教育が行われていました。」と嬉しいサポートをいただきました。

 

ただ、「現在は1978年よりも教育基準がグレードアップし、4年制ではない」ことをお話しできなかったことが少々心残りです。

 

しかし、その後も「資格化は当然されるべきですし、統合医療学会の全国大会で発表をして、どんどんアピールすると良いと思います。」と応援メッセージを頂戴し、勇気をいただきました。

 

 

「カイロプラクティックの法制化」の話題が浮上する度に、「科学的根拠に欠ける」など医師からは否定されがちでしたが、それは正しいカイロプラクティックに対する認識不足によるものかも知れません。

 

業界内部へはもちろんのこと、外部へも正しい情報を発信する必要性を感じます。

 

カイロプラクターにとって当然の権利を得るための法制化実現は、国民への安心かつ安全なカイロプラクティック・ケアの提供にも直結するはずです。

 

役員一同、皆様のご協力を切に願います。


日本ドクター・オブ・カイロプラクティック協会(DCJapan)のブログ

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平成22127日、永田町合同庁舎 1共用会議室にて行われた「行政刷新会議 規制・制度改革 第8回 ライフイノベーション ワーキンググループ(以下WGと省略)」に於いて、カイロプラクティックが検討項目候補から除外されましたが、その議事概要が平成23216日、Web上で公開となりました。下記のURLから詳細をご覧いただけます。


http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-seido/meeting/2010/life/1207/summary1207.pdf

29ページから成るこの議事概要ですが、カイロプラクティックに対する討議は24ページ以降に登場します。


カイロプラクティックの規制化についてご提案くださった川渕委員は、「このWGは制度改革ですから、ルール化して努力する者は報われるようにしなくちゃいけないのではないでしょうか。」と述べておられます。


しかし、このWGの主査でおられる土屋了介 財団法人癌研究会顧問は、医師としてのお立場から「本来、整形外科学会の自主規制があれば、役所による規制は必要ない。メッセージを送るならば、厚生労働省ではなく、整形外科学会にすべき。」(要約させていただきました)とのご意見を述べておられます。


続いて岡野光夫 東京女子医科大学先端生命医科学研究所所長・教授が、「何らかの改善が必要な分野であることは確かなんですけど、何か規制・制度改革という全体のトーンからいくと少し違うような感覚は持ちます。」と、明確性に欠けた発言をしておられます。


そして、阿曽沼元博 順天堂大学客員教授、医療法人社団志会副理事長からは、「国がこういう制度をつくれというよりも、業界が自主規制をしてきちんとしたルールをつくっていくことが重要な訳で、制度改革の中で、これを取り上げて、カイロプラクティックという1つの固有の職種に限って取り上げて打ち出すことに関しては、私は適切ではないと思います。」と述べられました。


その直後に、審議官から「時間も参りましたので、各項目の御検討、御審議はここまでにさせていただきたいと思います。」と審議の打ち切りが言い渡されたようです。


最終的には、土屋主査より「カイロプラクティックについては、否定的な御意見が多かったということで、今回は取下げという判断でよろしいのではないかと解釈いたしました。」と、強引に締めくくられてしまいました。



 カイロプラクティックの規制化を討議するに当たり、D.C.の 存在を認めながらもカイロプラクティックの専門家が存在しない場で議論され、加えて、整形外科学会がカイロプラクティックを「自主規制」すべきとの意見が上り、「否定的意見が多かった」との理由により検討項目から除外されてしまった乱暴な結末には、納得し難い思いに駆られます。

しかしながら、政府が動きを見せたことは事実ですし、カイロプラクティック関係者以外の委員が「努力する者が報われるべき」とご提案くださった点にも前進を感じます。

正当な評価を受けるべき者が、タイミングを見過ごすことなく、大声で訴える時が到来したように思います。

お彼岸を過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続いておりますが、皆様にはお元気にご活躍の事と拝察しております。

 

また、この度の大地震に際し、大変心が痛む思いであり、特に被災地の方々および先生方のご苦労はいかばかりかと衷心からお見舞い申し上げます。

 

そのような最中ではありますが、日本ドクター・オブ・カイロプラクティック協会、ニューズレター 第二号が完成しましたので、明日よりブログにてご紹介させていただきます。

 

ご清覧のほど、よろしくお願い申し上げます。