10年前、突如として世界中に『扉』が出現した。
その扉は他の世界と繋げるための『扉』だった。
扉が出現したのは6カ国、アメリカ、中国、日本、エジプト、ドイツ、ロシア
扉とつながっていたのは自然に溢れる獣人と呼ばれるものが住む『プラネット』と科学技術が限りなく進歩し全てを科学で行う『アーマルタ』と呼ばれる二つの世界だった。
アメリカ、日本、エジプトの『扉』が『プラネット』と、中国、ロシア、ドイツの『扉』が『アーマルタ』とつながっていた。
最初はどこの国もいきなり出現した『扉』に戸惑っていたが、徐々に友好関係を築いていき、最終的には友好関係条約が3世界で結ばれることになる。
この世界は『プラネット』と『アーマルタ』の技術がこの世界に流れてきて、自然と機械のバランスがうまくとれた世界へと徐々に変わっていた。『プラネット』『アーマルタ』からの移民、または移り住む人たちが徐々に増えて、三世界の友好関係が深まるのはこれからだ、と思われた矢先だった。
『アーマルタ』がいきなり友好関係条約を破り、この世界に侵攻してきた。真っ先に狙われたのはアーマルタとの繋がる『扉』が出現していた中国、ロシア、ドイツだった。
もちろん3カ国、それぞれアーマルタに抵抗はした。だがしかし、アーマルタの並はずれた技術力の前には歯が立たず、その3カ国はあっというまに滅ぼしつくされ、アーマルタに占領されることになる。中国、ロシア、ドイツの敗北により他の国は戦慄を覚えた。今、このままでは全ての国が滅ぼされ、アーマルタに占領されてしまうと。策を模索するが技術力で上にいくアーマルタに対抗できる策は見つからず、深い絶望が各国をおおった。
だが、いつごろか不思議な力を宿す者たちが現れるようになる。
その者たちは身に魔力というものを纏い、天使や悪魔、神々や英雄と呼ばれた者たちの力を行使出来た。16歳頃の少年少女、特に少女に力を扱えるものが多く、力はアーマルタの機械兵団に十分通用するものだった。突如現れた原因、理屈が不明の力に最初は不気味がる者が多かったが、世界は否応なくこの力に頼るのしかなくなったのである。
そして世界は力を扱える少年少女を育成する機関「ALF」を設立し、試行錯誤しながら太平洋上にフロートを建設、その上に銃皇天学園を設立、力を持つ少年少女を集め教育することになる。だが、しかし、徐々に、徐々にだが、アーマルタの侵攻は進んでいた。
私の朝起きて一番最初のお仕事はお嬢様を起こすことです。
お嬢様は朝が弱く、一人では起きられないので朝は起こすように命じられています。
「お嬢様、失礼します」
ドアをノックしてお嬢様の私室に入ります。寝ていられるようで返事はありません。
部屋の窓際にお嬢様が寝ている天蓋付きのベットがあります。
私はそこにそっと歩いていきます。
お嬢様はぐっすり眠っておられるようで私に気が付きません。
あどけない顔で寝ていて、私はうっとりしてしまいます。
濡れたような鮮やかな黒髪に、男女問わず惹きつける美貌、大きくきれいな形に育った胸、均整のとれた身体。お嬢様の身体は私を惹きつけて仕方ありません。
キスをしたい欲望に駆られてしまいますが、それをするとお嬢様の鉄拳制裁が待ち受けているので、ここは大人しく起こしてしまうことにします。
「お嬢様、起きてください。朝ですよ?今日から学園なのですから起きてください」
と声をかけながら身体を揺すりますが、お嬢様は全く起きません。
身体を何度も揺すっているとようやくお嬢様は目を開けました。
「んっ、ふぁ~ぁ…おはよう。雛菊」
「はい、おはようございます。雛乃お嬢様」
ぐっと伸びをするとお嬢様は立ち上がり、近くに置いてあったお召し物を手に取り着替え始めます。
「私はこれで失礼します。今日から学園なのでお早めに準備を終わらせてください。」
「わかったわ。それと、いつものも用意しといて頂戴。」
「…わかりました。お嬢様」
私はお辞儀をしてお嬢様の私室から出て行きました。
『聖痕(スティグマ)』
それは天使や悪魔、神や英雄たちと契約した証
契約は夢の中で行われる。夢の中に天使や悪魔、神や英雄が現れそこで契りを結ぶ。すると朝起きると身体のどこかに『聖痕(スティグマ)』と呼ばれる紋様が浮かび上がっているのです。
お嬢様と私も契約をし、お嬢様は背中に、私は右手の甲に『聖痕(スティグマ)』が出ています。
そしてこの『聖痕(スティグマ)』が現れた人は必ず銃皇天学園に通わなければなりません。
お嬢様と私は去年までお嬢様学園に通っていましたが、今年からは銃皇天学園に通うことになります。私はお嬢様が銃皇天学園に通うことを少し心配しておりますが、お嬢様は私の心配などそっちのけでどこか楽しそうでした。
「学園にどんな人がいるか楽しみでしょうがないわ」
学園への登校途中、ふふふとお嬢様が笑います、が、その笑顔を見慣れている私はとても心配で
「お嬢様…あまり酷いことはなさらないようにお願いしますね?前の学園でもそれで敵をつくってばかりいたではないですか。」
「それもそれで面白かったのよね。ふふ、やることが沢山あって困るわ」
全然困ったように思えない口調で、楽しそうに笑っているお嬢様を見てため息が出てしまいます。せっかくお綺麗なのに、もう少し性格が良くなったら完璧な人になるのになと思うとため息が出てしまいます。
実際のところさっきから至る所から視線を感じます。
お嬢様は否応なく男女問わず視線を惹きつけます。お嬢様はそれほどお美しいのです。それと視線を感じるのはお嬢様が銃皇天学園の制服なのに対して、私がお嬢様特注のメイド服というのも理由に含まれるのかもしれません。最初は普通にお嬢様と同じ学生服を着ようとしていたらお嬢様が「あなたはメイド服よ、いいわね」といきなり私の部屋に言いに来まして、お嬢様に逆らえるはずもなく、こうしてメイド服を着て登校しているわけですが、目立ってしょうがないですね。それは学園についてからも同じであちこちから「あの子すげー美人!」とか「すげーメイド服だ」とか聞こえてきます。割り振られた教室でもすごく目立っており、上のクラスから見に来る人がいるほどでした。
朝のHR終了後、クラスメイトがわっとお嬢様のほうへ寄って行ってお嬢様を質問責めにしています。私はその光景を見てお嬢様がぼろをださないかハラハラしていたところ
「ねぇねぇ!なんでメイドさんなの?先生なにも言わないから気になったんだよね!」
と、目を光らせてクラスメイトが私に話しかけてきました。
彼女は確か…
「此ノ華三月、さんでしたよね?」
「わぁー!もう私の名前覚えてくれたんだ―!!嬉しー!!」
と言って彼女は私に抱きついてきました。
突然の事でどうしたらいいのか私がわたわたしていると、いつの間にかお嬢様がこちらを見ていました。お嬢様を質問責めにしていたクラスメイト達はいつの間にかいなくなっていました。
「あ、あの?お嬢様?なぜこちらをじーっと見つめているんでしょうか?」
「んー?おー!すっごい美人さんだ!!私は此ノ華三月だよ!よろしくね!」
と私に抱きついていた三月さんがお嬢様の近くに寄って行きました。
「私は黒条雛乃よ、よろしくね。かわい子ちゃん。」
そういいながらお嬢様は唇をぺロリを舐めます。
その姿に私はあっと思いましたが、あっと思った時は既に遅く、既にお嬢様の唇は三月さんの唇に重なっていました。
しかもご丁寧にお嬢様は舌を入れているようで
「~~~~~~~~~~~!!!????」
いきなりディープキスをされた三月さんは一瞬にして顔を真っ赤にして目をまわしていました。
私はまたお嬢様の悪い癖がでましたか、と頭を抱えたくなります。
お嬢様はいわゆる百合というやつで、女性しか恋愛対象に出来ない人で、お気に入りの人が見つかれば、いきなりキスをする癖があって…それで一体何人の人がファーストキスを奪われたのか…計り知れないです。最近は全然しなくなったので油断していたら三月さんがその被害に…
長ーいキスの後、お嬢様が唇を離すと二人の間に橋が出来ていました。
「ふぅ…ごちそうさま♪なかなかおいしかったわよ♪」
「ふにゅぁ~…」
いきなりファーストキスと思われる唇をお嬢様に奪われた三月さんは頭から湯気を上げてその場倒れてしまいました。
「三月さん!?大丈夫ですか!?」
私は三月さんに声をかけますが
「ふにゃ~…大人のキスすごいのにゃ~」
といいながら目を面白いぐらいにクルクルまわしています。
「あらあら~大変ね。私が保健室に運んで行きましょうか?」
とお嬢様がは言っていましたが、このままでは三月さんの貞操に危機が…!!
「お、お嬢様は次の授業の準備をしていてください。彼女は私が運びますから!」
私はお嬢様の返事も聞かないうちに三月さんをお姫様だっこして教室を後にしました。
その扉は他の世界と繋げるための『扉』だった。
扉が出現したのは6カ国、アメリカ、中国、日本、エジプト、ドイツ、ロシア
扉とつながっていたのは自然に溢れる獣人と呼ばれるものが住む『プラネット』と科学技術が限りなく進歩し全てを科学で行う『アーマルタ』と呼ばれる二つの世界だった。
アメリカ、日本、エジプトの『扉』が『プラネット』と、中国、ロシア、ドイツの『扉』が『アーマルタ』とつながっていた。
最初はどこの国もいきなり出現した『扉』に戸惑っていたが、徐々に友好関係を築いていき、最終的には友好関係条約が3世界で結ばれることになる。
この世界は『プラネット』と『アーマルタ』の技術がこの世界に流れてきて、自然と機械のバランスがうまくとれた世界へと徐々に変わっていた。『プラネット』『アーマルタ』からの移民、または移り住む人たちが徐々に増えて、三世界の友好関係が深まるのはこれからだ、と思われた矢先だった。
『アーマルタ』がいきなり友好関係条約を破り、この世界に侵攻してきた。真っ先に狙われたのはアーマルタとの繋がる『扉』が出現していた中国、ロシア、ドイツだった。
もちろん3カ国、それぞれアーマルタに抵抗はした。だがしかし、アーマルタの並はずれた技術力の前には歯が立たず、その3カ国はあっというまに滅ぼしつくされ、アーマルタに占領されることになる。中国、ロシア、ドイツの敗北により他の国は戦慄を覚えた。今、このままでは全ての国が滅ぼされ、アーマルタに占領されてしまうと。策を模索するが技術力で上にいくアーマルタに対抗できる策は見つからず、深い絶望が各国をおおった。
だが、いつごろか不思議な力を宿す者たちが現れるようになる。
その者たちは身に魔力というものを纏い、天使や悪魔、神々や英雄と呼ばれた者たちの力を行使出来た。16歳頃の少年少女、特に少女に力を扱えるものが多く、力はアーマルタの機械兵団に十分通用するものだった。突如現れた原因、理屈が不明の力に最初は不気味がる者が多かったが、世界は否応なくこの力に頼るのしかなくなったのである。
そして世界は力を扱える少年少女を育成する機関「ALF」を設立し、試行錯誤しながら太平洋上にフロートを建設、その上に銃皇天学園を設立、力を持つ少年少女を集め教育することになる。だが、しかし、徐々に、徐々にだが、アーマルタの侵攻は進んでいた。
私の朝起きて一番最初のお仕事はお嬢様を起こすことです。
お嬢様は朝が弱く、一人では起きられないので朝は起こすように命じられています。
「お嬢様、失礼します」
ドアをノックしてお嬢様の私室に入ります。寝ていられるようで返事はありません。
部屋の窓際にお嬢様が寝ている天蓋付きのベットがあります。
私はそこにそっと歩いていきます。
お嬢様はぐっすり眠っておられるようで私に気が付きません。
あどけない顔で寝ていて、私はうっとりしてしまいます。
濡れたような鮮やかな黒髪に、男女問わず惹きつける美貌、大きくきれいな形に育った胸、均整のとれた身体。お嬢様の身体は私を惹きつけて仕方ありません。
キスをしたい欲望に駆られてしまいますが、それをするとお嬢様の鉄拳制裁が待ち受けているので、ここは大人しく起こしてしまうことにします。
「お嬢様、起きてください。朝ですよ?今日から学園なのですから起きてください」
と声をかけながら身体を揺すりますが、お嬢様は全く起きません。
身体を何度も揺すっているとようやくお嬢様は目を開けました。
「んっ、ふぁ~ぁ…おはよう。雛菊」
「はい、おはようございます。雛乃お嬢様」
ぐっと伸びをするとお嬢様は立ち上がり、近くに置いてあったお召し物を手に取り着替え始めます。
「私はこれで失礼します。今日から学園なのでお早めに準備を終わらせてください。」
「わかったわ。それと、いつものも用意しといて頂戴。」
「…わかりました。お嬢様」
私はお辞儀をしてお嬢様の私室から出て行きました。
『聖痕(スティグマ)』
それは天使や悪魔、神や英雄たちと契約した証
契約は夢の中で行われる。夢の中に天使や悪魔、神や英雄が現れそこで契りを結ぶ。すると朝起きると身体のどこかに『聖痕(スティグマ)』と呼ばれる紋様が浮かび上がっているのです。
お嬢様と私も契約をし、お嬢様は背中に、私は右手の甲に『聖痕(スティグマ)』が出ています。
そしてこの『聖痕(スティグマ)』が現れた人は必ず銃皇天学園に通わなければなりません。
お嬢様と私は去年までお嬢様学園に通っていましたが、今年からは銃皇天学園に通うことになります。私はお嬢様が銃皇天学園に通うことを少し心配しておりますが、お嬢様は私の心配などそっちのけでどこか楽しそうでした。
「学園にどんな人がいるか楽しみでしょうがないわ」
学園への登校途中、ふふふとお嬢様が笑います、が、その笑顔を見慣れている私はとても心配で
「お嬢様…あまり酷いことはなさらないようにお願いしますね?前の学園でもそれで敵をつくってばかりいたではないですか。」
「それもそれで面白かったのよね。ふふ、やることが沢山あって困るわ」
全然困ったように思えない口調で、楽しそうに笑っているお嬢様を見てため息が出てしまいます。せっかくお綺麗なのに、もう少し性格が良くなったら完璧な人になるのになと思うとため息が出てしまいます。
実際のところさっきから至る所から視線を感じます。
お嬢様は否応なく男女問わず視線を惹きつけます。お嬢様はそれほどお美しいのです。それと視線を感じるのはお嬢様が銃皇天学園の制服なのに対して、私がお嬢様特注のメイド服というのも理由に含まれるのかもしれません。最初は普通にお嬢様と同じ学生服を着ようとしていたらお嬢様が「あなたはメイド服よ、いいわね」といきなり私の部屋に言いに来まして、お嬢様に逆らえるはずもなく、こうしてメイド服を着て登校しているわけですが、目立ってしょうがないですね。それは学園についてからも同じであちこちから「あの子すげー美人!」とか「すげーメイド服だ」とか聞こえてきます。割り振られた教室でもすごく目立っており、上のクラスから見に来る人がいるほどでした。
朝のHR終了後、クラスメイトがわっとお嬢様のほうへ寄って行ってお嬢様を質問責めにしています。私はその光景を見てお嬢様がぼろをださないかハラハラしていたところ
「ねぇねぇ!なんでメイドさんなの?先生なにも言わないから気になったんだよね!」
と、目を光らせてクラスメイトが私に話しかけてきました。
彼女は確か…
「此ノ華三月、さんでしたよね?」
「わぁー!もう私の名前覚えてくれたんだ―!!嬉しー!!」
と言って彼女は私に抱きついてきました。
突然の事でどうしたらいいのか私がわたわたしていると、いつの間にかお嬢様がこちらを見ていました。お嬢様を質問責めにしていたクラスメイト達はいつの間にかいなくなっていました。
「あ、あの?お嬢様?なぜこちらをじーっと見つめているんでしょうか?」
「んー?おー!すっごい美人さんだ!!私は此ノ華三月だよ!よろしくね!」
と私に抱きついていた三月さんがお嬢様の近くに寄って行きました。
「私は黒条雛乃よ、よろしくね。かわい子ちゃん。」
そういいながらお嬢様は唇をぺロリを舐めます。
その姿に私はあっと思いましたが、あっと思った時は既に遅く、既にお嬢様の唇は三月さんの唇に重なっていました。
しかもご丁寧にお嬢様は舌を入れているようで
「~~~~~~~~~~~!!!????」
いきなりディープキスをされた三月さんは一瞬にして顔を真っ赤にして目をまわしていました。
私はまたお嬢様の悪い癖がでましたか、と頭を抱えたくなります。
お嬢様はいわゆる百合というやつで、女性しか恋愛対象に出来ない人で、お気に入りの人が見つかれば、いきなりキスをする癖があって…それで一体何人の人がファーストキスを奪われたのか…計り知れないです。最近は全然しなくなったので油断していたら三月さんがその被害に…
長ーいキスの後、お嬢様が唇を離すと二人の間に橋が出来ていました。
「ふぅ…ごちそうさま♪なかなかおいしかったわよ♪」
「ふにゅぁ~…」
いきなりファーストキスと思われる唇をお嬢様に奪われた三月さんは頭から湯気を上げてその場倒れてしまいました。
「三月さん!?大丈夫ですか!?」
私は三月さんに声をかけますが
「ふにゃ~…大人のキスすごいのにゃ~」
といいながら目を面白いぐらいにクルクルまわしています。
「あらあら~大変ね。私が保健室に運んで行きましょうか?」
とお嬢様がは言っていましたが、このままでは三月さんの貞操に危機が…!!
「お、お嬢様は次の授業の準備をしていてください。彼女は私が運びますから!」
私はお嬢様の返事も聞かないうちに三月さんをお姫様だっこして教室を後にしました。