「お覚悟!九重瞬!!今日こそ我らが会長を解放してもらうぞ!!」
「いやいや、会長を助けるのはこの俺だ!」
学校に登校するだけで朝から勝負を挑まれるこの光景、他から見ればかなりシュールだ。
ただ俺一人に勝とうするためだけに、校門から学園内に入れないくらいのやつらが集まるとは。
もう見慣れた光景だが今日は一段と人だかりが凄い、今日何かあったけ?と首を傾げると、俺の後ろをついて来ていた露出の激しいメイド服を着た皆から会長と呼ばれる彼女は俺の耳元で
「今日は奴隷を奪える日なんですよ。勝った人は負けた人の奴隷を奪えるんです。」
「あ~…それでこの人だかりね…やっぱあんた凄い人気なんだな、ほとんどがあんた狙いだ。」
「思ってもらえるのは凄い嬉しいのですが、ここまでくるとさすがに引いちゃいますね…」
と綺麗なその顔に苦笑いを浮かべる。
「さて、これを突破しないと学園に入れんぞ…」
試合の申し込みは一部の高コミュニティーに所属するコミュニティーリーダーを除いて学園内でしか行う事しかできない。ゆえに目の前にいるやつらは学園内から出ずに、こうして校門前で俺を待っているわけだが、それゆえにこうして俺たちと同じくらいに登校してきたやつらが困っていた。
俺に向けて「どうにかしろ」という視線をぶつけてくる。視線が痛すぎる。
「貴様ら邪魔になってるだろうが!散れ!!」
「げっ!禍津風だ!みんな逃げろ!」
1人の少女が現れると校門にいた奴らは蜘蛛の子散らすように校舎の中に逃げて行った。
「よぉ、禍津風。おかげで助かったぜ」
「気軽に話しかけるな!私はお前を許さない…!会長にあんな恰好をさせて…!」
「そんな恰好をしているお前には言われたくないな」
腕に風紀委員の腕章を付けた禍津風の恰好はバニースーツだ。
「天下の風紀委員がそんな恰好をしていていいのか?」
「う、うるさい…!わ、私だって好きでこんな恰好をしているわけではない…!ご主人様がこの格好をしろと…!」
「ご主人様ねぇ…お前も結構もの好きだなぁ」
ニヤニヤして俺が禍津風を見ると、禍津風はぼっと瞬間的に顔を赤くする。
「う、うるさい!私は先に行く!」
禍津風はそういうと早足に校舎の方に行ってしまった。
「禍津風ちゃんってわかりやすいですよね」
「だな」
と二人で笑いながら俺たちも校舎の方に歩き出した。
今日も学園という名の監獄での一日が始まろうとしていた。
『言魂』
それは突如として人々が使えるようになった漢字を媒介に超常なる力を発現させる力
ある日突然人の手のひらに感じが浮かび上がり、その人が考えるその漢字の力を発現出来るようになった。炎であるなら炎を、風なら風を起こせるようになった。
力を発現したのは10代から20代前半の若い世代だった。
突如使えるようになった力によって一時的に世間は大混乱に陥った。
政府は発展した科学により急遽人工島を作り出し、学園を設立。
力を発現したものを強制的にその島に押し込めた。
それは数十年前の話、今その力はゲームとして使われている。
『言魂戦線』
『言魂』の力を使い相手の服を脱がしあう、頭の悪いゲームにへと
「迷った…ここ何階の何校舎だよ…」
広すぎる…さすがに発言者全員を閉じ込める学園だとしても明らかに広すぎるだろ…
すでにこの校舎の中を30分くらい彷徨っている。目的の職員室がどこだ…
このくらい歩いただけで疲れるようなやわな鍛え方はしてないが、さすがにそろそろ見つけたい。既に下校時間を過ぎているので廊下を歩いている生徒はいない。誰か残ってないかと手短な教室の扉を開ける。
「へっ?」
「あ…」
するとそこには全身が濡れた全裸の女性が立っていた。
お風呂上りなのか濡れた髪をバスタオルで拭いていたのか、バスタオルを頭の上にのっけたままこちらを見て固まっていた。俺も全裸の女性に見惚れて固まっていた。
綺麗な金髪に綺麗に整った顔、小さすぎ大きすぎないバスト、ツンとしたヒップ。そこには言葉に出来ない美しさがあって、見てはいけないと思いながらも目を離せなかった。
互いに見つめ合う事約5秒、お互いに事が切れたように
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ごめんなさぁぁぁぁぁぁぁい!!」
悲鳴を上げると同時に俺は外に出てドアをバタンと閉めた。
すると部屋の中から「そこで待っていなさい!!」という声が聞こえてきた。
もう一度謝らなければいけないと思い、ドアの傍で待つ事5分程度、部屋の中から「入ってきなさい」という声が聞こえてきた。
中に入るとさっきの女性が奥の机に座っていた。
びしっと制服を着て、腕には生徒会長の腕章を…生徒会長?
もしかして物凄い人の裸を視ちゃったのか、俺?と背中に冷や汗を流していると
腕章をつけた女性が徐に立ち上がってこちらに向かってくる。
近づくとおもむろに俺のネクタイを握り、鬼気迫る迫力でこちらを睨み付けてきた
「見ましたね?私の裸、見ましたね?しかもたっぷり5秒も」
「え、えぇと」
「見ましたね!?」
「は、はい!見ました…!」
こ、怖!背後に鬼が見える…!
「私の名はリーゼロッテ・ヴェルゼン・ディートリッヒ、貴方の名前は?」
「こ、九重瞬だ」
「覚えておきます。今日は既に下校時間過ぎたので何もしませんが、明日あなたに試合を申し込みます」
「えっ」
「覚えておきなさい、九重瞬。この私を怒らせたらどうなるかを!!」
これは…凄く面倒な事になって来たぞ…
「いやいや、会長を助けるのはこの俺だ!」
学校に登校するだけで朝から勝負を挑まれるこの光景、他から見ればかなりシュールだ。
ただ俺一人に勝とうするためだけに、校門から学園内に入れないくらいのやつらが集まるとは。
もう見慣れた光景だが今日は一段と人だかりが凄い、今日何かあったけ?と首を傾げると、俺の後ろをついて来ていた露出の激しいメイド服を着た皆から会長と呼ばれる彼女は俺の耳元で
「今日は奴隷を奪える日なんですよ。勝った人は負けた人の奴隷を奪えるんです。」
「あ~…それでこの人だかりね…やっぱあんた凄い人気なんだな、ほとんどがあんた狙いだ。」
「思ってもらえるのは凄い嬉しいのですが、ここまでくるとさすがに引いちゃいますね…」
と綺麗なその顔に苦笑いを浮かべる。
「さて、これを突破しないと学園に入れんぞ…」
試合の申し込みは一部の高コミュニティーに所属するコミュニティーリーダーを除いて学園内でしか行う事しかできない。ゆえに目の前にいるやつらは学園内から出ずに、こうして校門前で俺を待っているわけだが、それゆえにこうして俺たちと同じくらいに登校してきたやつらが困っていた。
俺に向けて「どうにかしろ」という視線をぶつけてくる。視線が痛すぎる。
「貴様ら邪魔になってるだろうが!散れ!!」
「げっ!禍津風だ!みんな逃げろ!」
1人の少女が現れると校門にいた奴らは蜘蛛の子散らすように校舎の中に逃げて行った。
「よぉ、禍津風。おかげで助かったぜ」
「気軽に話しかけるな!私はお前を許さない…!会長にあんな恰好をさせて…!」
「そんな恰好をしているお前には言われたくないな」
腕に風紀委員の腕章を付けた禍津風の恰好はバニースーツだ。
「天下の風紀委員がそんな恰好をしていていいのか?」
「う、うるさい…!わ、私だって好きでこんな恰好をしているわけではない…!ご主人様がこの格好をしろと…!」
「ご主人様ねぇ…お前も結構もの好きだなぁ」
ニヤニヤして俺が禍津風を見ると、禍津風はぼっと瞬間的に顔を赤くする。
「う、うるさい!私は先に行く!」
禍津風はそういうと早足に校舎の方に行ってしまった。
「禍津風ちゃんってわかりやすいですよね」
「だな」
と二人で笑いながら俺たちも校舎の方に歩き出した。
今日も学園という名の監獄での一日が始まろうとしていた。
『言魂』
それは突如として人々が使えるようになった漢字を媒介に超常なる力を発現させる力
ある日突然人の手のひらに感じが浮かび上がり、その人が考えるその漢字の力を発現出来るようになった。炎であるなら炎を、風なら風を起こせるようになった。
力を発現したのは10代から20代前半の若い世代だった。
突如使えるようになった力によって一時的に世間は大混乱に陥った。
政府は発展した科学により急遽人工島を作り出し、学園を設立。
力を発現したものを強制的にその島に押し込めた。
それは数十年前の話、今その力はゲームとして使われている。
『言魂戦線』
『言魂』の力を使い相手の服を脱がしあう、頭の悪いゲームにへと
「迷った…ここ何階の何校舎だよ…」
広すぎる…さすがに発言者全員を閉じ込める学園だとしても明らかに広すぎるだろ…
すでにこの校舎の中を30分くらい彷徨っている。目的の職員室がどこだ…
このくらい歩いただけで疲れるようなやわな鍛え方はしてないが、さすがにそろそろ見つけたい。既に下校時間を過ぎているので廊下を歩いている生徒はいない。誰か残ってないかと手短な教室の扉を開ける。
「へっ?」
「あ…」
するとそこには全身が濡れた全裸の女性が立っていた。
お風呂上りなのか濡れた髪をバスタオルで拭いていたのか、バスタオルを頭の上にのっけたままこちらを見て固まっていた。俺も全裸の女性に見惚れて固まっていた。
綺麗な金髪に綺麗に整った顔、小さすぎ大きすぎないバスト、ツンとしたヒップ。そこには言葉に出来ない美しさがあって、見てはいけないと思いながらも目を離せなかった。
互いに見つめ合う事約5秒、お互いに事が切れたように
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ごめんなさぁぁぁぁぁぁぁい!!」
悲鳴を上げると同時に俺は外に出てドアをバタンと閉めた。
すると部屋の中から「そこで待っていなさい!!」という声が聞こえてきた。
もう一度謝らなければいけないと思い、ドアの傍で待つ事5分程度、部屋の中から「入ってきなさい」という声が聞こえてきた。
中に入るとさっきの女性が奥の机に座っていた。
びしっと制服を着て、腕には生徒会長の腕章を…生徒会長?
もしかして物凄い人の裸を視ちゃったのか、俺?と背中に冷や汗を流していると
腕章をつけた女性が徐に立ち上がってこちらに向かってくる。
近づくとおもむろに俺のネクタイを握り、鬼気迫る迫力でこちらを睨み付けてきた
「見ましたね?私の裸、見ましたね?しかもたっぷり5秒も」
「え、えぇと」
「見ましたね!?」
「は、はい!見ました…!」
こ、怖!背後に鬼が見える…!
「私の名はリーゼロッテ・ヴェルゼン・ディートリッヒ、貴方の名前は?」
「こ、九重瞬だ」
「覚えておきます。今日は既に下校時間過ぎたので何もしませんが、明日あなたに試合を申し込みます」
「えっ」
「覚えておきなさい、九重瞬。この私を怒らせたらどうなるかを!!」
これは…凄く面倒な事になって来たぞ…