11月にニュースで 「犬が熊に襲われた」 という話題を目にすることが多くありました。
人だけでなく、庭先につないでいた犬が被害にあうケースも多く、胸が締め付けられます。
今でも都市部から離れた地方や自然豊かな地域では
いまでも犬を外で飼う習慣があることをニュースで知りました。
これ以降、田舎という言葉を使わせてもらいますが、
決して馬鹿にしているわけではなく、
自然豊かな都市部から離れた地域という意味で使わせてもらいます。
何故、いまでも外飼いが当たり前なのか、調べてみました。
室内飼いが当たり前になっている都市部に住んでいる方は犬を大事にしていないんじゃないかと思う方もいらっしゃると思います。私も少しですが、そう思っていました。
けれど決して “ぞんざいに扱っている” からではありませんでした。
むしろ、環境や生活スタイルに合った合理的な理由がありました。
①広い敷地で、犬が過ごすスペースを作りやすい
田舎の家は庭や敷地が広く、
犬小屋を作ったり、走れる場所を確保したりするのが自然にできます。
犬にとっても、外で風を感じながら過ごすのは心地よいものです。
② 番犬文化が今も強い
来客や野生動物を知らせてくれる「番犬」としての役割は、昔も今も変わらず大切にされています。
外にいてくれたほうが、気配に気づきやすいというメリットがあります。
③ 猟犬・作業犬は“外の刺激に慣れる”必要がある
田舎の犬の中には、
- 猟犬
- 牧羊犬
- 農作業の補助犬
など、「愛玩犬」とは違う“仕事”を持つ犬もいます。
※愛玩犬とは、人間がかわいがることを目的として改良された犬たちのことです。
こうした犬は、
外の匂い・音・気温などの刺激に慣れ、常に環境を観察することが大切。
屋外での生活が、しつけや訓練の一部になっていることも多いのです。
それでも守りたい。外飼いの犬が抱えるリスク!
外で飼うことに意味があるとはいえ、
近年は昔と違い、犬が危険にさらされる場面が増えています。
① 熱中症
夏の暑さは年々厳しくなり、
犬小屋の影や風通しだけではカバーできない日も増えています。
② 冬の寒波
寒冷地では、外飼いの犬が凍死した例も報告されています。
特に老犬・子犬には厳しい環境です。
③ 熊をはじめとした野生動物の出没増加
最近の被害で最も深刻なのがこれです。
夜間に犬が庭で襲われたり、連れ去られたりするケースが全国で見られます。
田舎に住んでいるからこそ、犬も野生動物のリスクに直面しやすいのです。
だからこそ──夜だけでも室内へ。
玄関でいい。
外飼いが悪いというわけではありません。
むしろ、外でこそ本領を発揮する犬もたくさんいます。
ただし、"命を守るためのひと工夫”は大切です。
《夜間だけでも、玄関・土間・ガレージへ》
庭でつながれたままでは、犬は逃げ場がありません。
熊も夜に行動が活発になります。
- 玄関
- 土間
- 車庫
- 小さなサークル
どんな形でも構いません!
夜だけでも安全な場所に入れてあげることで、
多くの被害は防ぐことができます。
《声をあげられない犬だから、人が守る!》
田舎の外飼いは文化であり、働く犬には必要な面もあります。
でも、時代が変わり、環境が変わり、
犬を守るための工夫もアップデートが必要になってきました。
犬は自分の身を守る方法を選べません。
守れるのは、いっしょに暮らす人間だけ。
🐾 最後に🐾
外飼いの良さも、犬の仕事としての意味も、田舎の生活の中ではとても大切です。
そのうえで、
「どうすれば守れるか」を少し意識するだけで、
犬の命は大きく変わります。
これからも、犬たちが安心して暮らせる田舎でありますように。
そして、私たちのそばにいてくれる大切な家族を、
一緒に守っていけますように🙏