裁判手続きとしては、最初に有罪か無罪かを聞かれ、無罪と主張する場合は宣誓した上で無罪の理由を言う機会が与えられ、有罪を認める場合は宣誓なしで裁判官が量刑を決めるにあたって参考にするので事情を説明する機会が与えられるということでした。


私は有罪を認めることは決めていましたが(現行犯だもんね)、最初は「そんなにスピードが出ていたかはわからない」とも言おうかと思っていました。しかし、私の少し前に速度違反の人の順番がきて、その人は無罪を主張し、速度違反をしていない理由(直前にメーターを見たときには速度制限内の速度だった)を述べたのですが、裁判官は、バージニアでは警察官がスピードガンで記録した証拠はとても強いものなので覆らないとしてあっさり有罪にしました。そこで、余計なことは言わないことにしました。


さて、ここで陳述する内容には大きくわけて3通りあると思います。

1 許してもらえそうなスゴイ事情を説明する(作り上げる)。たとえば、妻の陣痛が始まってもうすぐ生まれそうだったから急いだとかいうもの。

2 ごめんなさい、反省してます、もうしません、と謝り倒す。

3 許してもらえそうにはないけど事情を説明して、普段は良いドライバーであるとか、たまたまスピードが出てしまったとして、心象が良くなるよう努める。


嘘ついたり話を誇張するのは苦手だし、嘘はばれたらますます心象を悪くするし、心から反省しているわけでもないのに(自分は悪くないという意味ではないです。違反は悪いことだし今後は気をつけるけど、大多数の人と同じく今後もある程度はスピード超過はするし、という意味です。)謝るのもねぇ、ということで3の路線で行くことにしました。