さて、当日、セキュリティを通過したところバッグの中に携帯電話があったので、向かいのビルの携帯ロッカーに入れてこい、と戻されました。よく見れば入り口にそう書いてありました。ロッカーでは25セント硬貨を二つが必要なので持って行きましょう。(その50セントはもちろん返してもらえません。)もう一度セキュリティを通過し交通法廷を目指して行くと、壁に電子掲示板があり、被告の名前と法廷番号が表示してありました。


法廷の前にはwaiting roomがあり、人が列を作っています。並んでいる最後尾の人にこれは何の列ですか?と聞きましたが、はっきり説明してはくれませんでした。そこで並ばずに法廷に入って待っていてもいいということだけ確認し、法廷に入りました。短いブロンドのかっこいい髪型をした女性裁判官が壇上にいました。そこで自分の番がくるまで他の事件のやりとりを観察していました。その日は現れなかった警官は一人もいないようでした。警官が現れないことも結構あると聞いたんですけどね。


途中被告グループの区切りがあり、裁判官が次のグループ(私も含まれる)に手続きの説明をしました。自分の番が来る前に法廷を出るときには(トイレとか)備え付けのノートに名前を書いていけば、その人は来ているけれども席をはずしているということで順番を後回しにしてくれるけれども、書いてなければ欠席扱いなるとか。また、法廷の外の検察官と取引したほうが早く終わるからそうすることを勧めると言いました。そこで、たぶん待合室の人の列は検察官と話をする列だったのだと思いました。(確認はしていない。)私のような単純速度違反でどんな取引できるのかわからないので、そのまま残りました。