朝、おいしいコーヒーを飲むことは一日をはじめるに当たって重要です。以前はコーヒー豆を挽いてそのまま淹れてくれるコーヒーメーカーを持っていましたが、かさばるのと豆を挽くときの音が大きいことから、今までしばらく普通のコーヒーメーカーを使っています。アメリカのスーパーではどこでもコーヒー豆の量り売りをしており、豆を挽く機械が備え付けられています。なるべく1週間ごとに新しいものを買うことにしています。

最初はオーガニックの店で買っていましたが、オーガニックは味が良いとは限りません。そこで、次に一番回転の良さそうな大手スーパーで買っていました。しかし、普通のスーパーのは味に疑問を持つことがあり、一度高級食品店で買ってみたところ、おいしかったので、そこで買うことにしました。

ところが、です。最近はKeurigなどの一杯ずつ専用のカップを使っていれるものがだいぶ普及してきて、コーヒー豆の量り売りの売り場が縮小してきました。そして、ついに高級食品店では量り売りをやめてしまったのです。真空パックの挽いたものは未だにたくさん売っていますが、こっちの標準サイズは一袋に340g入っているので多すぎです。今はまたオーガニックの店で買うようになりました。でも、そのうち量り売りはなくなってしまうのではないかと思います。日本の台所にはKeurigは大きすぎて普及はしないことでしょう。日本ではカップに引っ掛ける使い捨てフィルターで一杯づつ淹れるコーヒーが普及していますよね。あれもKeurigなどと似たようなコンセプトだと思います。

確かにKeurigで淹れれば失敗なくコーヒーができます。でも、ちょっとずつ濃かったり薄かったり、豆を目視して選んだり、同じ種類の豆でもちょっとずつ味が違ったりっていうほうが面白くないですか?!うーーん、多くの人にはおもしろくないんでしょうねぇ。こういうのを新しいものについていけないというのでしょうかねぇ。