アメリカでは今日はエアロスミスのスティーブン・タイラーのニュースが結構話題を集めていました。でも日本では全然ニュースじゃないんですね!


フットボールの大事な試合の前に有名な歌手がアメリカ国歌を歌うのですが、今回はタイラーでした。有名歌手は一般に素直に歌わないので問題を起こすことが多い(アレンジしすぎ、歌詞を間違える、など)のですが、今回タイラーはメディアの記事では随分たたかれていました。歌ったんじゃなくて叫んだだけだ!とか。アメリカンアイドルのジャッジをしている時はジャッジとして人のこと批判するくせにオマエの歌は何なんだ!ということなのでしょう。


私もビデオを見てみたのですが、どこが悪いのか全然わかりませんでした。皆さんも見てみてください。むしろ、他の歌手より素直に歌っていて好感がもてたくらいです。この人ってこういう声でこういう歌い方する人でしょ、そりゃ国家を上手に歌えるタイプじゃないけど、何が悪いの?って感じです。


私と同じ考えの人は多いようで、今日の昼の時点でHaffington Postではタイラーはタイラーらしく歌っただけ、エアロスミスの伴奏がなければあんな風に聞こえることはわかりきったこと、63歳にしてはエライ、何で今更悪口

言うの?それが嫌なら頼まなければ良かっただけの話だろう!というコメントが総計軽く1万を超えていました、10対1くらいでタイラー擁護のコメントが多かったです。こんなにメディアの論調と読者(私も含む)の感覚が離れることも珍しいです。



それにしてもアメリカでは国歌は大事なものです。日本とは違います。