アメリカの最近の一番の(心温まる?)ニュースはLayaway Angelsでした。12月初旬にある女性がミシガン州のKマートで見知らぬ人たちのLayaway accountの残額を合計2000ドルくらい払ったことをKマートが発表しました。それをまねする人が続出し、全米で多数の人が匿名でKマートやWal-Martでの他人のLayaway accountの残債を払ったのでした。最高額はメリーランド州のKマートでの2万ドルちょっとだそうです。

私もこれはいいアイデアだと思いました。Layaway accountのことは知らなかったのですが、調べてみると、商品をセールの時などに頭金と5ドルくらいの手数料を払って確保し、だいたい2週間ごとに4回くらいまでに支払って、完済したら商品を受け取るというような仕組みです。Kマートなどはあまりお金持ちは行かないところだし、そこでクレジットカードではなくLayawayで支払うとなれば、その人は裕福でないと予想できます。そして、取り置きの商品を見れば、必要な品か嗜好品かわかります。そこで、多くのLayaway Angelsたちは、子供や孫へのクリスマスプレゼントらしき取り置き商品の負債で、特にちょっと支払いが遅れているものをお店でピックアップしてもらって払ってあげたのです。そういう負債なら払ってあげたくなる気持ちはわかります。町で物乞いしてる人などは、本当に仕事がなくてお金に困っているのか、働く気はなくて物乞いしてるのかわかりません。また、お金をあげてもドラッグや酒やたばこに使ってしまうかもしれません。なので、お金をあげる気になりません。信頼できる団体を通して困っている人に寄付するのはいいのですが、事務費で多少のロスが生じることと、間接的な寄付なので達成感に欠ける部分があります。

やりかたは簡単なんだそうです。Kマートなどに行き、layawayのカウンターに行き、代わりに払ってあげたいaccountの内容を説明し(子供のおもちゃや服、とか、支払いが遅れているやつ、とか)そういうのをピックアップしてもらって払うだけ。私もいつかまねしたいです。