経済が悪いせいか、火葬が増加しているそうです。1985年には15%の遺体が火葬に付されたそうですが、今年は41%に増加しているそうです。アメリカでも良い場所の墓地は空きがないし、値段も高いということです。2017年には過半数が火葬になるという予想だそうです。
Cremation On The Rise Due To Struggling Economy
アメリカでは火葬の場合お墓はいらないそうです。どっかに遺灰を撒くだけなんだそうです。これを聞いたときにはびっくりしました。じゃ、お参りはどうするのかと聞くと、お墓参りの習慣もないようです。お墓参りする人がいないというわけではありませんが、行く行かないは全く個人の問題みたいです。遠くに引っ越したらそれまで、みたいな。
日本人は無宗教だと自分たちでは思っていますが、「ご先祖様が見ている」みたいな感じ方は仏教などの影響をうけているからではないかと思います。キリスト教の影響の強いアメリカにいると、自分は実は神道・仏教を心のどこかで信じているようだと思わされることは時々あります。(キリスト教の考え方が受け入れられない。)
ところで、神道は、宗教に懐疑的な人(主に男性)の間で人気が高いです。もし自分が何か一つ宗教を強制されるとしたら神道が一番良さそうだと言われました。信じないと地獄に行くとか脅されない、強制・コントロールされる要素が少ない、神様がたくさんいて他の宗教にも寛容だから、ということです。本当にそのような理解でいいのかわかりませんが。。。