今回の災害における被災者の対応から、日本人の真面目さ、忍耐強さやマナーの良さについて世界中が感心したと思います。


最近、職場でミネラルウオーターの大ボトルが設置されたウオータークーラーの前を通りかかったとき、急に思い立って、ウオータークラブ(その水を共同で買っている人たちの集まり)のメンバーである、親しい同僚をけしかけました。「私は朝一番早く出勤するから私が水を勝手に飲んだって誰も気がつかないよね」(私はメンバーではない。)


ところが、同僚は言いました。「は!あなたは日本人だからそんなことできるわけない。心配させようとしたって無駄だよ。」そして、同僚はニュースで読んだ被災者のエピソードの一つを話しました。地震後、飲料水の自動販売機が電源が切れているから動いていなかった時、のどの渇いた被災者は機械を壊すことをせずに、電気が回復するまで待ったというものでした。


実際、私は職場の本来有料の水をくすねることはできません。見透かされたような気がしてちょっと悔しい気持ちになりました。

私:「日本人であることはつまらない。」

同僚:「本当にね。」 (U)