日本からアメリカに来た人が、アメリカでは義務教育の場で国歌斉唱(または拝聴?)が誇らしげに行われ、またいろいろな機会に国歌が歌われて、それを聞く人が胸に手を当てて誇らしげにしているのを見て聞いて、面食らってしまうと思います。日本とはあまりに違います。日本であんなに国歌が後ろめたく思われているのは何だったの!と思います。

今日、衝撃的な記事を読みました。

Kevin Blackistone

Time to Turn Off National Anthem Before Sports Events

February 8 2011 Last updated at 11:11 AM ET

議会の開会とか国の公式行事の開会に国歌が歌われるわけではないのに、スポーツの時だけ熱心に歌う(聞く)のはおかしい、国歌の歌詞はイギリスとの戦争の時のもので軍国的であってスポーツの趣旨とマッチしていない、etcなどと書いてあります。

私は全面的に賛成ですが、アメリカ人は怒り狂うに違いないと思いました。また、この記事を書いたコラムニストと掲載したAOLは勇気あるな、と思いました。予想通り、コメント欄は幼稚な内容のものも含めて感情的な抗議でいっぱいでした。10に1くらいは、「まあ、一理ある。が」的なコメントだったら良かったと個人的には思いますが。「全面的に賛成!」なんて書き込んだらネットリンチされそう。