先週、日本が経済で世界2番から3番になったというニュースがありました。

(そういえば、中国が2番になったという見出しではなく、日本が2番から落ちたという見出しでした。)


こうなることは時間の問題だったし、貨幣価値の考慮の仕方によってはすでに日本は中国に抜かれて3番だったし、日本人にはそれほどショックなニュースではないと思います。


ただ、数年前と比べてアメリカの感じ方の方が変わったように思いました。以前は、悪く強調して言えば、「日本なんて中国に負けるんだ、カワイソウに。アメリカはずっと一番さ!」って感じでしたが、このごろはアメリカがいつ中国に抜かれるかを気にしているように感じられます。日本を哀れむより自分の心配をする気持ちが強くなったように思いました。


で、中国人は喜んでいるかというと、私の友人は、「人々は貧しいのに政府だけがお金持ちになって、そのお金を使ってますますいろいろな統制を強めている、この経済発展はヘルシーな持続可能なものではない、心配だ」と力説していました。もちろん、一般には中国人は喜んでいるとは思いますが。日米中立場によっていろいろですね。