不況のせいか、弁護士抜きで訴訟に臨む人が増えているそうです。インターネットでいろいろな法的知識が簡単に得られるようになったせいもあるかもしれません。本人訴訟をする人は、証拠の収集が十分でなかったり、証人尋問がへただったり、相手方の証拠へ異議申し立てができることがわからなかったりして、悪い訴訟結果を得る可能性が高いそうです。それから、裁判所側からすれば、訴訟の進行が遅くなるので好ましくないそうです。

ABAニュース

Terry Carter, Judges Say Litigants Are Increasingly Going Pro Se—at Their Own Peril
Posted Jul 12, 2010 11:39 AM CDT


 そういえば、前にアメリカ人弁護士が、業界には「自分で自分を代理するのは愚か者がすることだ」というようなフレーズがあるということを言っていました。今調べてみましたが、本当はa lawyer who represents himself has a fool for a clientでした。とにかく、弁護士であろ うと訴訟当事者になった場合は他の弁護士を代理人としてたてるほうがいいという意味です。

 でも、だめな弁護士もいるし、お金もかかるしねぇ。