日本のような「女性の仕事と家庭の両立」という概念はアメリカにははっきりとは存在しないような気がします。働かなければならない人や働きたい人は働き、子供は預けるかベビーシッターを雇う。家事は手を抜くか外注する。それに対してあまり外野がどうこう言わないし、本人もどう仕事と家庭の折り合いをつけるかはいつも考えているでしょうが、仕事をするから子育てが手抜きになるというような悩み方はしないような。フルタイムで仕事をすると子供と接する時間が少なくなるから“自分が”嫌だ、と考える人はいますが。
この文を読んでへえーっと思いました。
O'Connor, now 80, and Ginsburg, now 77, never talked much about balance in their own lives; they just made it work.
アメリカで最初に最高裁判事になった二人の女性の話です。お二人は仕事と家庭のバランスについて語らなかった、どっちもうまくいくようにしてしまった、それだけ。
ところで、アメリカでは仕事と家庭は“両立”させるものではなく、“バランス”をとるものだったのですね。