いくら会長の私が会員の皆様よりかなり年上とはいえ、私のリタイアメントの話ではありません。
アメリカの公務員には退職年齢(定年)が決められておらず、かなりお年の方もいらっしゃいます。高齢でもまだまだ能力があるから退職しないというわけではなく(…)、金銭的に困るから退職できないとか、家ですることがないから職場にお茶飲みに来てるのかな、と勘ぐりたくなる人も全くいないわけではありません。最近のニュースで、アメリカではリタイアメントエイジとは、「退職しなければいけない年齢」ではなくて「退職したあと年金がもらえる年齢」(勤務しなくてもやっていける年齢)であることを発見しました。で、この不景気で、近い将来リタイアメントエイジが65から67に上がるだろうということです。それから、貯蓄をしないアメリカ人にとって、年金だけでは心もとないので、年金のもらえる年齢を過ぎても数年は働く人が増えているらしいです。
私はアメリカの公務員に定年がないことが不思議だったのですが、ソシアルセキュリティのお金がないから人々が早く退職すると困るという側面があることを知りました。なるほどー。でも、そのせいで高齢で能力の落ちた人が働き続けるという非効率、若くてやる気のある人に仕事が回ってこないという不条理が生じるわけですよね。
May 26, 2010, US News.
, 6 Strains On Your Financial Future,