例の上海万博のPRソングについて岡本真夜さんが使用を承諾した時点では、いいニュース(特に日本人には)だと思いました。岡本さんのビデオとExpoビデオを編集してあるビデオをYouTubeで見つけましたが、おもしろくて何度も見ました。そのうちExpoのビデオがとても美しいということに気づき、Expoのみのビデオを何度も見ました。そして、中国人の同僚に盗作問題のニュースと両方のビデオについて教え、上海Expoビデオはとても美しく気に入っている、ビデオを見てExpoに行きたくなったと言いました。そして、ビデオの登場人物について教えてもらいました。

 気を遣って話したつもりでしたが、中国人としては自尊心を激しく傷つけられる事柄らしく、「私も盗作問題については調べてみる」と同僚は言いました。(この時点では中国の作曲家がコピーはしていないと宣言していた。)数時間後、彼女は二つの曲は似ているところもあるけど別のものだ(コピーではない)と言い出しました。私は「まったく同じ曲ですけど..」と呆れてしまいました。

 その後、全く別の機会に、私がアメリカの歯の治療の値段が高いと愚痴っていたところ、同僚は中国ではクラウン一本300ドルでできるし、もちろん他の治療費も安いので、帰国時には必ず歯医者に行くという話をしていました。彼女はもし私が中国で歯の治療を受けたければ歯医者を紹介すると言っていました。私は、「そうですね、上海に行ってExpo見て歯の治療して帰っきたいものです」と言いました。そうすると、彼女が「そうよ、中国はニセモノ作るのがうまいんだから。クラウンは要するにニセモノの歯でしょ?(だから上手に作れる)」と言いました。私は「私はそんなこと(ニセモノ作りがうまい)言ってませんからね。」と言いつつ笑ってしまいました。同僚のユーモアのセンスが嬉しい。