体重管理専門家のJonny Bowden Why Low-Fat Caused the Obesity Epidemicという記事を今月発表しています。本人のブログと健康ウェブサイトなどで読めます。



アメリカに来て最初食べ物のまずさに驚かされる人が多いと思いますが、外国人にとってまずい食べ物のリストの一つにNon fatヨーグルトがはいると思います。ヨーグルトだけでなく、Non fatの食べ物はまずいです。Low fatのものは脂肪を抜きすぎてさえいなければ良いのですが。



上の記事では、心臓病予防の見地から提唱された低脂肪食が、良い脂肪と悪い脂肪の区別をきちんとすることなく、また脂肪代用品を使うことの害を考えることなく誤って理解されたために、低脂肪食運動がむしろ体に悪かったり、脂肪の味を補うために糖分を多用することからむしろ人々を肥満させる原因になったというようなことが書かれています。



最近自分に起こったことを思い出しました。私はNon fatのフローズンヨーグルト(フロヨー)はまずいので食べないのですが、ソフトクリームかフロヨーが食べたくなり、とあるモールで近くにあったフロヨーやさんの前に立ちました。でも、メニューにはNon fatのものしか書いてありません。私は信じられないという気持ちで「Non fatのものだけですか」と聞きました。お店の人は、とても誇らしげに「そうです、全部Non fatです!」と明るく大きな声で言いました。そこで私は「それならいいです」と顔を多少しかめて立ち去りました。私の友人が観察していたところによると、お店の人たちはわけがわからないという顔をしていたそうです。私と彼らの考えのギャップ(彼らはNon fatは善だと信じている)からくるちぐはぐなお互いの応対が見ていて笑えたということでした。



アメリカ人はBowden氏の記事を読んできちんと脂肪をとって健康な食生活をして欲しいものです。(全くの偏見でしょうか。)