アメリカでは返品が簡単にできることが多いです。買ったものに欠陥がなくても、特に正当な理由がなくとも返品を受け付けてくれるところが多いです。(タグとレシートは必要ですが。)私は、なかなか返品できません。欠陥商品でなく、また表示に紛らわしい点があった場合を除き、商品はなるべく受け入れようとしてしまいますし、返品するとお店に悪いという感覚があります。


全く個人的な話なのですが、今回、本社websiteを通して買った欠陥商品取替えの手配をするのにかなりエネルギーを使いました。まず、交換の手続きを教える前に欠陥を写した写真を送れと言われました。多少議論はしたのですが、まあ、写真の要求はわからないでもないと思い、写真を送りました。ところが、その後、同じもののストックがなくて2ヵ月のバックオーダーになるから交換部品を送ってあげるから自分で欠陥部分を取り替えてとのメールが来ました。ここでカチンときて、「取替えがうまくいくとも限らない、取替えのためのツールを自分で買わなければならないのはおかしい、部品を送るのならツールも送って欲しい、それでもうまくいかない場合を考えて交換する権利は留保する、あなたの態度は誠実でない、記録を残したいのでメールを転送するためにあなたの上司の連絡先も教えて欲しい」と返事をし、メールのコピーをカスタマーサービスの代表メルアドにも送りました。すぐに返事が来なかったし、やっぱり部品交換なんて受け入れちゃ駄目だなと思い、再び電話。最初に対応した人との関係で多少手間取りましたが、二人目のカスタマーサービスの人はあっさり交換の手続きをしてくれました。


人によって対応が違うって、アメリカではよくあります。今思えば、最初から、同じ人を説得しようとせず、新たにコンタクトして違う人の対応を待てば良かった、と思います。でも、いつまでたってもこういうアメリカのいい加減さには慣れませんねー。