幹事Gさんのお別れメッセージを待っているのですが、帰国に伴いいろいろお忙しいのでしょうね。Gさん、ご苦労様でした。


アメリカで高い公的立場に就く方々は、いろいろ調べられたり、議会などでいろいろ質問されたりします。本当にたいへん。もちろん、一番大事なのはその職業に就くための教育経験資質があるかということなのですが、過去のちょっとした失言なんかが思いもよらず取り上げられたり。大人になってからのあらゆる行動・発言が掘り起こされる可能性があるという感じがします。ささいなエピソードは、結局は結論にはほとんど影響はしませんが、それでもいろいろ暴かれるというプレッシャーはすごいと思います。


このシステムの良い面は、アメリカで将来高い公的立場につこうと思う人たちは、若い頃から後で世間に知られて困ることはないように気をつけていることでしょうね。日本では何か重大なことがあれば指摘されるでしょうが、総理大臣や最高裁裁判官候補でも、徹底的に調査するような手続きはないですよね。だから日本の人はガードが甘いような。


以前、他の人の公聴会の時に、ささいな過去の発言から候補者がヒスパニック系の人を下に見ていると証言されたことから、友達が、「ああいう高い立場につくのは、私には無理だわ。昔の失言や、小さないさかいや、間違いや、もう、批判されることがいっぱい!」と言っていました。私も自分にあてはめ深く同意。 (もちろん、私と友達はそんな高い地位に就く可能性はないのはわかっていますが。)