Holiday Cards とか年賀状とか、電子メールの発達で送るのも受け取りも少なくなってきてはいますが、気がついたことを。
アメリカ人が結婚している人にカードを送る場合、宛名が夫のみということは少ないです。ビジネスのみの付き合いで、家族の話はしたことがないような場合は別ですが。たとえば、John Smithさんにカードを送る場合、奥さんとは面識がなくても、Mr. and Mrs. John Smithと書いたりします。もちろん、奥さんの名前をちゃんと書いても良し。子供がいる場合は、The Smith Familyとしても良し。(奥さんの名前が阿部の場合はThe Smith and Abe Familyでもいい。)日本の方からのカードは、片方の名前のみ、ということがほとんどのようです。あて先が男性の場合のみではなく、妻の方の場合であっても、妻のみのあて先です。
ま、たいしたことではありません。“マナー”というほどでもありません。でも、世の中には「私と会ったこともあるのに、夫にだけカードをよこしたのね!」と思う妻も100人に1人くらいはいるかもしれません。また、カードを書く係は妻(ありがち)、という場合、「夫のみのあて先だからこれは単なるビジネス上のもので、こっちからカードださなくてもいいわね」と思われることも100回に1回くらいあるかもしれません。
とにかく、and Mrs.を入れた方が無難でしょう。(知らない間に離婚していたりしたら困るけど。)