ハイーニャコンテスト |  カズの日記

 カズの日記

 関東を中心に活動するSambista兼Drum Circle Facilitatorの活動日記です

カズの太鼓日記
昨日は私の所属するサンバチームのイベント「ハイーニャコンテスト」
「ハイーニャコンテスト」というのは、
その年の「ハイーニャ・ダ・バテリア」(バテリアの女王様)を
選出するコンテストです。

ハイーニャは、バテリアと呼ばれる打楽器隊の前で踊り、
長く厳しい浅草のヂスフィーレ(行進)の時、
我々バテリア隊をとびっきりの笑顔とダンスで鼓舞してくれる
チームを代表する大変名誉で重要なポジションのひとつ。

今年のRioのカーニバルで、Viradouroが7歳のハイーニャを選出し、
話題になっていましたが、
バテリアの私にとってこのハーニャの存在は特別なものです。
単に可愛くて踊りが上手い子というのじゃダメなんです。
一緒に苦楽を共に出来る存在とでもいいましょうか、
「彼女の為なら頑張って何だって出来るぜ!」みたいなものが必要なんですね~。

サンバはダンスミュージック、やっぱり踊れる音楽でないとね。
ここ数年は、ダンサーさんやフロアの皆さんが気持ちよく踊れるような演奏をしたい、
自分の音で、回りの人をアゲアゲにしたいと日々思いながら、
音を出したり練習に励んでいます。
特にハイーニャは練習も本番も自分の目の前で踊っていて、
いつも苦楽を共にしているので、
彼女の踊りや表情を見ていると、やっぱり自分の演奏の出来不出来がよくわかります。

いいグルーヴが出せてる時は、やはり彼女の踊りが違うし、
彼女がいい踊りをすると自分もアゲられて、さらにいい音が出せ…
お互い相乗効果でアガっていけるもの(逆の負のスパイラルもありますが…汗)

ホント、バテリアとダンサー、
いつも相思相愛でいられるよう今後も精進していきたいと思う私です。

まあ、そんなこんなで長くなりましたが、
そういう大切な存在を決める大事なイベント、
人任せにしてはイカン!と思いまして、
今年もスタッフをやらせていただきました。

毎度の如く、余裕を持って始めたつもりが、
最後の方はテンパっちゃって、他の仕事も重なりボロボロでしたが、
チームの仲間の協力で、最高のイベントにする事が出来、感謝感激です。
エスコーラって本当にいいなぁ、仲間って本当に有り難いと、
また強く感じた昨日の夜。

また1つ夏が近づいて来ました。頑張ります。