上記のような凹凸は、ヒアルロン酸の代表的な副作用です。

 

 

こんにちは。

今日はヒアルロン酸とその除去方法についてお話ししてみようと思います。

 

ヒアルロン酸は、

皮膚の下でボリュームが必要な部位に注入することで、
即時的にしわを改善し、輪郭を整える施術です。

 

持続期間は製品、量、施術部位によって異なりますが、
一般的には約6か月から2年ほど効果が続くとされています。

 

効果がすぐに現れる点は大きなメリットですが、
顔に何かを「入れる」施術である以上、
副作用についても十分に考慮する必要があります。

 

血管に誤って注入された場合、
壊死や失明(特に鼻のヒアルロン酸)といった
重大な副作用が起こる可能性がありますが、
これは非常に稀なケースです。

 

実際によくある問題は、
仕上がりが気に入らない、
違和感が続く、
たるみや広がりなどの形状に関する不満です。

 


 

このような場合に用いられる方法が、
ヒアルラーゼ(ヒアルロニダーゼ)注射です。

 

写真の出典:公式サイト

 

 

名前は難しそうですが、原理はとてもシンプルです。

 

ヒアルラーゼはヒアルロン酸の分子構造を分解し、
結合を断ち切ります。

 

 

ヒアルラーゼは、この赤い結合を分解して切断します。

 

 

結合が壊れたヒアルロン酸は形を保てなくなり、
文字通り「溶ける」ように崩れていきます。

 

まるでアイスが溶けるように。

 

その後、体内に再吸収され、自然に排出されます。
完全に吸収されるまでには、約1週間ほどかかります。

 


 

ここで重要なポイントがあります。

 

ジュベルック、ウルトラコル、スカルプトラ、レディエッセなどの
PLLA成分の施術は、
ヒアルラーゼでは分解することができません。

 

そのため、このような施術では
結節やしこりを防ぐための管理が非常に重要です。

 

 

特に意味はなく、なんとなく入れた写真です。

 

 

特に施術後の十分なマッサージが必要であり、
これはヒアルロン酸とは正反対の考え方です。

 

(ヒアルロン酸はむしろ過度な刺激を避けることが重要です。)

 


 

目の下にできた結節の例です。

 

 

結節が生じやすい部位の一つである
目の下を例に説明します。

 

PLLA成分は、注入前に「水和プロセス」を行うことが多いです。

 

難しそうに聞こえますが、
簡単に言えば生理食塩水で希釈する工程です。

 

 

写真の出典:公式サイト

 

 

一般的には3:7または2:8の比率で希釈し、
1ccのシリンジを基準に考えると分かりやすいです。

 

写真の出典:公式サイト

 

 

(ヒアルロン酸フィラーは希釈せず、
開封直後に使用するのが原則です。)

 


 

ここで疑問に思うかもしれません。

 

「成分が薄くなるのに効果はあるのか?」
「意図的に薄めているのではないか?」

 

しかし最も重要なのは安全性です。

 

PLLAは除去が難しいため、
過剰な注入を避け、
安定した結果を得るために
水和プロセスは不可欠です。

 

万が一、結果に満足できない場合には、
生理食塩水の注入や高周波治療などで
結節を緩和する方法が検討されます。

 


 

ボトックスも同様に考えることができます。

 

ボトックスは神経筋の働きを抑制するため、
用量や希釈比率に非常に敏感です。

 

個人の肌状態、年齢、弾力によって
適切な量が変わるため、

 

人によっては
「表情が不自然になった」と感じることもあれば、

 

逆に
「効果が全く感じられない」と思う場合もあります。

 


 

結局、最も重要なのは
十分なカウンセリングと個別設計です。

 

単に施術そのものよりも、
どのように、どの量で、どの方法で行うかが
結果を大きく左右します。

 


 

ご不明な点がございましたら、お気軽にコメントください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。