箱の中の‥熱情
俺にとって、まだ電話boxが伝達の手段の主流だった頃‥
boxは俺の第3の部屋だった‥
‥
ある姑息な手を使い、落としにかかっていた女サマと無料で何時間も通話した事もあるし‥
緑色の受話器をマイク代わりに、他人の作った歌をウタい想いを伝えた事さえある‥
‥
ちなみに、当時俺が落としにかかっていた(フリをしていた)女サマや想いを伝えた女サマに、俺は惚れていたワケでもなんでもなかった。
〆(*Å゚)タハ‥つか‥テヘヘ
やる事もやるべき事も帰る部屋も無い時‥
boxの中で数時間、エアー彼女とエアー通話をしていた事だってある‥
あれは一体何に対する何アピだったんだろう‥
というか‥
当時の俺の第2の部屋って‥
ゴッコにお付き合いして頂いた数多の女サマの脳味噌のシワ‥
‥の浅~い部分。
はい‥過信。
で‥
今の俺の第2の部屋(独房)は‥
ある人の携帯のメール受信boxの中‥
我ながら激さぶ‥
寝る‥
それもフリ‥
ウワッツラ
今日も俺はカレーを食べる‥
市販のルーであっという間にカレー完成‥
ちょっと腹が立つくらいに白い皿を持ち、炊飯器のフタをオープン‥
俺の好きな香りが熱と共に顔面に纏わりつく‥
炊き上がったごはん‥
さすが‥
イイ感じの白さだぜ‥
‥と思った刹那
ゾッ‥とした。
表面の飯粒が思いっきり立っていた‥
ゾッ‥とした。
ま‥
ウマかったけどね‥
ゾッ‥とした。
つぅか‥
いつも以上にロウなテンションだって時に‥
なにウマく炊き上がっちゃってんだよ‥米。
タイミングってモンがあるだろ‥備蓄米。
ま‥
悪いのも珍味ですけど。