3年前に 毎日ひたすら 隣のおじいちゃんと 割った薪があと少ししか残っていないので、

今年は薪を割らなかったから、買わないとだめだなあ~と 覚悟を決めていたのです。

3年前 毎日薪を割っているワタスを見て、「偉いね~」 「すごいね~」 「がんばるね~」

と褒めら。

そんな言葉に 弱いワタスは これ見よがしに 道路から見える場所で 斧を振り上げていました。

隣のおじいちゃんや 前の畑に夏の間だけ 自家栽培に来る おじいちゃんに 斧の使い方を教わり。

「だめだっ そんなんじゃわれねぇ。いいか こうやるんだ」 パコ――――ン

「凄い~一回で割れた・・・凄い 凄い じゃあ私もっ」 スカッ

「ははははっ 違うよ こうだ 」 パコ―――ン

「すごい~ どうして? すごい~」

「そうか?」 パコ――――ン パコ―――――ン パコ―――――ン

そうやって おじいちゃん達は 沢山の薪を割ってくれました・・・・・

その薪があと少しになってしまい・・・「あ~あ買うか・・・」と諦めていたのですが。

ワタスが小屋を建てている時に めっさスピードの出ない バイクに乗ったおじさんが

「何建てているの?」 と声をかけてくれて、そのおじさんはとても 自由な人で。

結婚していない60歳は過ぎていると思うのだけど、働くの嫌いだから、一年の内何か月しか働かないで あとは 70万で買った 山の中の家で畑したり 本読んだり、人の家に行ってお茶のんでいたりと 好き勝手に生きている。

車がないから、冬はクマ同様 冬眠です。

その人が今日来て 「こんつわあ~ ひさしぶり~ おーーーーーい」 と

して

「ねぇ薪いる?」 とステキな事を言ってくりて。それも 無料で

今年の短期就労は 森の木の伐採だったようで、使えない木が沢山あるからチェンソーで切ってくれると言ってくりた。ラッキー――――

して

あまり好きではない、ケチケチ水道屋のおやじが 「3万で薪買わないかい?」 と前々から言われていた薪が今日届いた。

なので今日は薪を薪小屋に並べておりやした。



これが案外と重労働なのです・・・・ またコツがあるのですっ。

始めの頃 慣れないワタスは積んだ薪を何度 雪崩の様に崩してしまったか・・・

ユラッと揺れた瞬間を見たら逃げないと 崩れた薪が 容赦なく襲ってくるのです。かっかっかっ

そんな姿を見た 隣のじいちゃんは 

「そんなんじゃ だめだあーーーー」 とまた教えてくれた。


このおじいちゃんもワタス同様 「すごーーい」 の言葉にどうも弱い・・・・

ワタスの 「すごーーい」 の言葉で何列も並べてくれた・・・

でも 疲れたおじいちゃんは

「ほれっ あんたやんなっ」 


てなことで

今年の冬も 薪が沢山になりましたあ~ がはははははははっ

よかった・・・・・


して

これなんて効率の良い薪割りなんだ・・・・これを見ていたら薪を今直ぐにでも割りたくなってきた・・・





























おらは 冬眠するずらっ