精神科病棟に勤務して10年を過ぎようととしている。一般病院から転職した私にとって、最初の半年間は戸惑いと辞めたいという気持ちとで、憂鬱な毎日だった。
そんな私を支えてくれたのは患者さんの「辞めないで」の一言。
あれから10年...
ようやく病院と言う大きな組織の中で自分の居場所を見つけられた今、あらためて考える患者さんの幸せ。
閉ざされた空間の中での同じ事の繰返しの毎日、変化するのは年齢加算だけ。
病院単位では生活技能訓練や作業療法などで
社会復帰に向けての取り組みが精進的になされているが、患者さんの心の中はどうなんだろうか?
私たちが美しく感じるものをそのまま投影されるとは思えない。例えば、桜の季節に散歩に行っても桜を見ている患者さんは少ない。
質問するとお昼のメニューやオヤツに何が出るかを考えている。だからといって桜道の散歩は無駄ではないはずと信じている。
以前、急性期症状で入院された方、支離滅裂状態が続いたが何年かして退院となった。
その日、その方は私の手をとって、「あなたが、あきらめないで!と言ってくれた言葉をずっと信じていた」と目を潤ませて言ってくれた。私の目からも涙が溢 れた。
声かけは無駄ではない、美しいものを一緒に見るのも無駄ではないと、その時思った。
いまだに、解らない事はたくさんあるけれど
私たちは常に患者さんの味方であることを繰リ返し意思表示しながら働きたい。
そんな私を支えてくれたのは患者さんの「辞めないで」の一言。
あれから10年...
ようやく病院と言う大きな組織の中で自分の居場所を見つけられた今、あらためて考える患者さんの幸せ。
閉ざされた空間の中での同じ事の繰返しの毎日、変化するのは年齢加算だけ。
病院単位では生活技能訓練や作業療法などで
社会復帰に向けての取り組みが精進的になされているが、患者さんの心の中はどうなんだろうか?
私たちが美しく感じるものをそのまま投影されるとは思えない。例えば、桜の季節に散歩に行っても桜を見ている患者さんは少ない。
質問するとお昼のメニューやオヤツに何が出るかを考えている。だからといって桜道の散歩は無駄ではないはずと信じている。
以前、急性期症状で入院された方、支離滅裂状態が続いたが何年かして退院となった。
その日、その方は私の手をとって、「あなたが、あきらめないで!と言ってくれた言葉をずっと信じていた」と目を潤ませて言ってくれた。私の目からも涙が溢 れた。
声かけは無駄ではない、美しいものを一緒に見るのも無駄ではないと、その時思った。
いまだに、解らない事はたくさんあるけれど
私たちは常に患者さんの味方であることを繰リ返し意思表示しながら働きたい。