昭和20年になると
夜になると眠いのに
しょっちゅう
空襲警報が鳴り始め
敵機が編隊でやって来る

母の兄ふたりが庭に防空壕
掘って避難が可能になった
だけど実際避難すると
下に水がたまってしまってた
仕方なく防空壕の端っこで
避難していたらしい

ある時昼に空襲警報
慌てて防空壕に入ろうと
庭に出たとき
機銃掃射されたらしい
幸い弾は当たらなかったが
後から見ると
雨戸に焦げた弾の跡
危うい経験したものだ

終戦の日の玉音放送
兄がふたりで直立不動
大の男が泣いていた
暑くてまったく物音しない夏の日
だったらしい

小学生だった我が母は
寂しくいたたまれずに
友達の家に行ってみた
友達はなかなか出て来なかったが
「日本は戦争に負けたのよ」
と泣きながら出てきたとのこと

遊ぶどころでなく仕方なく
家に帰ると 兄たちは
まだ泣いていたらしい