今日、少し離れた場所で白い煙となったそれは
完全に物体を捨てて原子になっている。
もうどこかでおぎゃあと産声を上げているかもしれない。
美しく羽を広げて空を羽ばたいているかもしれない。
それはそこはかとなく悲しいけど、苦しみや悲しみから解放された魂を認めるしかない。
強い日差しと、日陰では乾いた冷たい風が吹く、美しい初秋の日。
生涯で1番美しい気候の日。
with love.
訪問頂きありがとうございます・°*
この場所のイメージは「本屋さん」。
タイトルを見て、その日の気分で、感じる雰囲気で・・・
自由に手に取ってみて下さい。
どれかのお話しが、誰かの心に少しでも留まればいいなぁと書いております。
今日、少し離れた場所で白い煙となったそれは
完全に物体を捨てて原子になっている。
もうどこかでおぎゃあと産声を上げているかもしれない。
美しく羽を広げて空を羽ばたいているかもしれない。
それはそこはかとなく悲しいけど、苦しみや悲しみから解放された魂を認めるしかない。
強い日差しと、日陰では乾いた冷たい風が吹く、美しい初秋の日。
生涯で1番美しい気候の日。
with love.
悲しみはいつか消えるだろうか。
世界の色んな物が無意味になった。
私はきっと、憎むより愛していた。
あなたを愛していることで繋ぎ止めていた想いが氾濫する。
それは静かに。
侵食するように。
日が昇り、沈むことさえ記号のようにしか映らない。
世界は今日も回る。ここではないどこかに私を置いて。
その証拠に夢の中のあなたは笑っている。
暗い闇の中、橋を渡る。
しんと静まり返った車内では懐かしいメロディが時を刻んでいた。
行き交うヘッドライトも不必要に眩しい。
ギラギラと照る日差しを受けながら光るキミの横顔。
ドリンクカップにびっしりと水滴が付いているのにも気が付かない。
白布が花弁に揺られてる様を見ていた。
コンビニの明かりとスタンドのオイルの匂いには少し胸が痛くなる。
幸せの大小を確かめる間も無くキミの扉は閉められ私は取り残されていた。
拳には水紫の跡がついていた。
ただただ、力いっぱい叩き続けていた痕。
そして川を越えて私は自分に還って来た。
私達はきっと寂しかった。
イチゴ味のアイスや外国の料理を好んで食べて、お互いが共犯者であることを祈り続けていた。
"本当の私を見付けて"
体温からしかそれは伝わらなかった。
けれどその温度はぬくもりと呼べる温かさだった。
キミには強さがあって、私には優しさがあった。
それは背中あわせになってしまったタレント。
今は電車で渡り進む。
自由には責任や寂しさが伴うことなど10代のワタシでも知っていたこと。
どこまでも行こう。