fILOFAX ファイロファックス物語 前編
ファイロファックス
1920年、イギリス。
「金具で、紙を綴じたら、イインじゃね!? これは使えるぞ」
と言ったかどうかは知らないが、もともとはアメリカで作られていたルーズリーフとバインダーの組合せに目を付けたイギリス軍人がいた。
彼は文具オタクだったのかどうかは分からないが、仕事熱心だったのかもしれないひとりのイギリス軍人。
その大佐閣下は「これならジャンル別に、情報を処理しやすいンじゃね!?」とルーズリーフをイギリスに持ち帰り、ダチ(友人)で印刷と文具販売をしていたウィリアム・ラウンスという男に製造を頼んだ。
軍人の実用性追求パワーはさすがだ。
ウィリアム・ラウンスは次の年、ポスィーン・ヒルという男と組んで、「ノーマン&ヒル」社を設立。
ノーマンって、誰?
ウィリアム・ラウンスの息子の名前なんだって。
「 ファイロファックス
」という独特なブランド名は「Files of Facts」に由来する。「Files of Facts」って、どういう意味だ? それは「真実のファイル」。これは意訳だな。「事実書類s(sは複数形)」とでも言えるだろう。
重要書類をファイルすること。これがファイロファックスの由来。命名したのはラウンスの秘書、グレース。この「Files of Facts」を短縮したのが「fILOFAX」。よいセンスだね。
このグレースタンのがんばりで、ノーマン&ヒル社の業績は向上したのだった。主なユーザーは牧師と軍人。つまり、デスクより出先での仕事が多い人達だ。移動オフィスという考えの誕生だったのかもしれない。結構売れたらしい。めでたし。
しかしこれは伝説のはじまりに過ぎない。
<後編に続く>
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