春、草原の中の
とある小さな平和な村に、一人の少年が住んでいた。
名前はセシル、13の若者である。
「暖かくなってきたな・・・・・・・・うーん。眠くなりそうだ。」
「おーい、早く来ーい」
「ん?父さんが呼んでいるのかな?」
セシルは上半身を起こして周りを見回し、父の姿を見つけて駆けていった。
「今日は町まで食料を買いに行くぞ。」
「わかったよ。父さん」
セシルは急いで荷物を整え、バックに詰めた。
20分ほど歩くと町が見えてきた。
町といっても派手な建物は何も無い。レンガ作りの建物があるばかりだ。
「久しぶりだな、15日ぶりかな?」
「父さんは食料を買ってくる。お前はここで待ってろ。」
「分かってるよ。」
曖昧な返事も程々に、向こうから誰か近づいてきた。
「・・・・・・-い・・・・・・・・・おーい!」
「あっ、テルル!」
「来てたんだ!」
「うん。今着いたところ。で、コルペニク達は?」
「クロムは3日前に王都に行商に行ったよ。コルペニクは・・・・・・・・あっ来た!」
「やぁ、久しぶりだね。セシル。」
「うん。久しぶり!元気だった?」
「剣の技を磨いていたよ。」
「この前試し切りしてて家の壁を切って怒られてたくせに」
テルルに言われてコルペニクは困った顔をした。
セシルは大爆笑していた。
「あはは!そんな事があったんだ!でも皆無事でよかったよ。」
その時父親が呼ぶ声がした。
「おーい。帰るぞー」
「またね!テルル!コルペニク!」
夕日の中に走ってい
道中、色々な話をしながら村へ着いたころには、もう夕方だった。