一日がかりの試験を終えて、試験開場を出て学校の先生を見つけた時は、不安と緊張の糸が解けて、不思議と涙が…


そんなこんなで苦しい時期を乗り越え、10日間くらい何もない時期がありました。


国試勉強の反動で、それまで出来なかったゲームを解禁したり、溜めてたDVDや録画番組を観たり、ひたすら寝たりしてました。


簡単に言うと堕落してました…


そして、3月頭、ついに卒業式。


先輩たちが皆泣いてるのを見てて、


「卒業式ってそんなに泣くもんなのかねぇ…」


なんて思ってましたけど、実際私も泣きました。


周りも皆泣いてました。


やっぱり3年間、この辛さを味わって、乗り越えてきた者にしかわからない涙なんだと…


そんなこんなで、無事卒業に至ったわけでございます。


3月末には既に就職で働き始めてました。


と言っても、3月中は雑用みたいな感じでしたが…


今年は震災の影響もあって、例年の行事の取りやめや、研修規模の縮小があったそうですが、飲み会みたいなのが少ないのは、飲めない私にとっては好都合でした。


2週間の新人研修を終えて、病棟に出ると、まあ、意味がわからず、最初のうちは金魚のフン状態でした。


現在は基本的には一人立ちをして、重症患者さんも徐々にもたせてもらえるようになり、受け持ちが多くなる日曜勤務も入ってくるようになりました。


まだまだわかんないことだらけで、毎日何回か注意されてますが、なんとかここまでリタイアせず来れてます…


まだまだ一人前になるには程遠いけど、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。