Daydream-panic

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どうしようもない不安の中で支えてくれるのはお金。

こんな状況下でも夫が居てくれれば……と思うことはまるでない。

それが哀しい。



緊急時ということで家に帰ってくる「父親」がいるのだけれど、

居るから何ということは何もないのだ。

返って食料が減るから困る……無駄な買い出しもしてくる……

早く自分の実家に戻ってほしい、と心で思いながら、口には出せないでいる。

だせばお金が減る。こっちに戻っている間は、財布が同じになるから、生活費が増えるのだ。




心の支えが欲しい。

心の支えになってくれるようなパートナーがほしい。

でも、いま私の周りにそんなひとは誰もいない。


旦那から離婚話が出てから、旦那の休日出勤やら残業やらが増えている。

そのうちの二日間はリアル浮気だったことは旦那の証言済み。


本当に仕事だった日もあるんだけど、

先日「今日遅くなるから」と理由も告げずに言った旦那。

ふーん、と返事だけしてみた。

子供に確認させたところ、夕飯要らないとのこと。


今まで十年間、残業あっても家で食べないことってなかった。

いろいろ考えて、やっぱりベストタイミングだと思って計画実行。





夜遅く帰宅した旦那のテーブルの上には一つの封筒。

署名捺印してくださいって書いてある。

銀行関連の書類が続いたから、コレもそうだと思ったろう。

開けてみたら以下の文面


「私○○○○は、妻○○▽▽という配偶者が居ながら

2010年から複数回にわたり不貞行為を働いた事を認めます」


すぐに返答があるだろうと思ったのに、何にも返ってこない。

それ以来、一緒に買い物に行こうとか

私の作ったごはんを「おいしいね」とか言ってくる。




あんなに大声で

「俺が養育費払わないような男に見えるのか!」

って言ってたくせに。

「俺が今までそんな男だったか!」

って。


ビデオとっといたらよかった。笑えたのになー。




もちろん書いたら婚姻中に慰謝料申し立てよ。

それで愚痴るならそのまま離婚調停でOK。


私が稼げないうちはモラハラしまくったくせに、

稼ぎだしたら濡れ落ち葉って何よ。

もちろん豪勢な暮らしができるほど稼げるわけじゃないけど、

これ以上のモラハラを受けるよりは幸せな暮らしができると思う。



ずっと「働きに出てくれるな」っていう旦那の言葉を守ってた私が馬鹿だった。

旦那以外の男に浮気なんて考えてもみなかった私も馬鹿だった。


子供も春から幼稚園だし、もっとがっつり働いていこう。

男友達もたくさん増やして、老後の生活設計も建てなきゃね。

あと何年したら、飲み会に行けるようになるかなー……

もっと頑張らなきゃ。




さぁて、書類の催促はいつしようかな。

長男にこれ以上黙っているのも難しい、とにかく探りをいれようと、
入浴中になにかパパからきいてる?と訊いてみた。

「知ってるよ、ぜんぶ」


なんと無神経にも、決定事項ともなっていないものを長男次男に愚痴ったらしい。
なんと無神経な、なんと無思慮な……っ、
思わず外人だったら言ってるだろう、
「ジーザス」と。


そこまでいって本人に話をつけないのもあほらしくなってきて、メールで問いただす。
仕事の相手と商談でおそくなる、なんてメールが来てたが
どうせ買春相手の女とのデートにきまっている。
案の定、メール応対何度かで、帰るメールがきた。



一時間後、夫の帰宅。

「そんな大事な話のときに夕食に誘ってしまって申し訳ない、って言ってたよ」

女がだろ?と言いたいのをのみこむ。
食事を誘ってくるのは、援助交際を求めている大学生レベルの若い女の方だ。
まさか女子高生とは思いたくない……夫が犯罪者になってしまう。
いまどき大学生にもなって(笑)バイトもせず援助交際なんて求める馬鹿がいればの話だけど。




「で、何がいいたいの?」

メールでの攻撃に言い返せず、帰宅しての会談を求めてきたのは夫の方なのに話がかわっている。
一言二言話すたびにメモを取り出し、またその筆記の遅さに話がすすまず頭にきた。



「子供のために離婚はよくないと思うけれど、それでも本当に離婚したいの? 理由はなに? 結局私の病気が原因っていうことでいいのね?」


「いろいろあるけれど、やっぱりセックスレスかな」となぜか得意げな夫。
「セックスレスって、私が断ったっていうの?私が断ったのは一回きりだけど」
「そんなことないよ、三度か四度。手帳に書いてある」

……手帳に? 隠しきれず、お前あほかと顔に出てしまっている自分に気づく。


「じゃぁ見せてよ」
「こういうのって離婚のときの証拠になるから、みせちゃいけないと思うんだけど」
真剣にそう言いながら手帳を持ってくるんだから、片腹痛い。

「……あぁ、二度だね。7月2日と3日」
「連続で断った日は記憶にないね。じゃ、それとは別に断った日もあると思うよ。そうしたら三度じゃないの」
もはや呆れて物も言えないを通り過ぎて、敵の尻を押してやるような発言をしたくなる。
「三度かぁ……( ..)φメモメモ」

(~_~;)……こいつ、ホンキか?


「っ、……で、あなたは三回セックスを断られたから離婚したいと?」


眼が動く。
「それだけじゃ、ないよ。結婚指輪をつけてなかったでしょ」


(~_~;)……


「俺も交代勤務の時はつけてなかったけど。弓道はじめてから、あなた着けなくなったよね」
「そりゃぁねぇ。弓道のときにつけてたら危ないからはずしなさい、って言われてるし」
「弓道以外にもつけてなかったでしょ?」

「着けたり外したりしたら無くしちゃうからね。無くしたら大変だからいつも目につく鏡台のところにひっかけて、毎日朝夕見えるようにしてあるでしょ」

「……え、そうなの」
「あなただって見えるでしょ。朝夕」
「う、……いやぁ、それは知らなかった。そうなんだ。でも俺だって会社の行き来のときは着けてるよ。このごろは会社でつけちゃだめだって言われるようになったからつけてないけど」
「ねぇ。やっぱりつけてないでしょ」


無言。なんていうか、のび太くんが離婚話をしたらこういう感じになるんだろうなって思う。

「で、ほかには」
面白くなってしまったので、今度はこちらがメモを取り出す。速記に近いスピードで書くので汚いが、話はとまらない。

「……あとでそれコピーさせて」
「いいけど、読めないと思うよ」

夫のほうは、書くスピードが間に合わないのであきらめたらしい。┐( ̄ー ̄)┌


「ほかには。話をしていても俺のことを理解しようとしていないよね。俺の努力を嫌がるでしょう」

努力とはよく言った。彼の言う努力とは、私の行動を全て網羅して管理する、いわば過干渉のことだ。


「……で、ほかには」
「やっぱりね。あんまり接しなくなったら気楽になったんだよね。病院いってあなたの話したりさ、しなくなったら」

それは過干渉(というより夫婦間ストーカー)やめりゃ楽になるよねぇ。あたりまえでしょう。


「あとは子供と楽に接することができるようになったかな」
「楽っていうか、今まで接してなかったよね」



一言突っ込むともう話さない、と言い出すので以降はつっこまないで聞くだけになる。


ほかの原因は彼曰く、
「ご飯を一緒に食べる回数が減った。三交代だったころは時間を『あわせてくれた』のに、通常勤務になってから朝も夜も別の時間になってしまう。あったかいご飯がたべられなくなった」だとか。

 これを聞いて激裂びっくりした。どれだけ過保護に私がしてたかだと思う。普通に夜遅く帰宅すれば子供たちと食事の時間が違うのなんてサラリーマンなら当たり前の話だし、朝だって夫が6時には出かけるのに、私と子供がそれに朝ごはんの時間を合わせないことが離婚の原因だというのだ。


 私が三交代の彼のため、10年間やっていたこと。
 子供たちが出かけた直後に起きだす彼にあわせ、彼が起きてから彼一人分のご飯を作ってあげていた。
 昼ごはんの時間を一時間早くずらし一緒に食べ、帰宅した子供のためにもう一度昼ごはんをつくっていた。
 夕飯は彼が起きる5時にあわせ子供にも門限を決め、みんなで必ず夫を囲むようにしていた。

 それが、子供を虐待しつづけていた夫にある意味「威厳」を持たせるための方法だったからだ。
 子供が父親を蔑むことのないよう、出来ること。
 しかし夫はわれ関せず、殴ったり蹴ったり怒鳴ったり、の虐待を繰り返すのだが……


要は彼にとって、その待遇が当たり前になってしまったということ。
よその旦那のように、自分でごはんを温めるのが当たり前なのが、彼にとっては離婚の原因になったというのだ。
これを弁護士に言って、離婚の原因としようというのだから……、どこまで世間知らずなのか……、



ほかには、「小遣いが厳しい。だからオークションでお金を稼いで補っている」
「欲しいというと厭な顔をされる。だから『出張でも』くれとは言わなかった」

これもおかしな話だ。さんざん小遣いの値上げをしないのか、と訊ねたのにいらないと断ったのは夫だ。
オークションが趣味の夫は、それが原因で何度も夫婦喧嘩になっている。
なのに小遣いのためにオークションをつづけたと言い訳する。
仕事のために必要、といわれてお金を出さなかったことなどないというのに。

ところでそこまでしてオークションで稼いだお金は「昼ごはん代とか煙草代とかも節約して」
素人女の買春用に消えたわけだ。すごい節約だねぇ。
ヘルスで抜いてこいと言った覚えはあるが、素人を買えと言った覚えはまるきりないなぁ(笑)




結論として、

・自分がいないとき(出張)などのほうがあなた(妻)の具合がよさそうだ
・夫婦であろうと思うと気になる。あなたの行動が気になるので、夫婦でないこと(離婚)を決めてから
気が楽になった。ということは夫婦でなくていいということだ



まったく意見がわからないので訊いてみたのだが、夫が一番大事なものはなにかというと、「わからない」のだそうだ。子供が大事……だとすると離婚はしないだろうし、妻が大事……だとしても離婚はないし、自分が大事……でもないんだよな、そこを整理したいから離婚なんだろうな、という。

こんなひよった父親のもとに生まれてきてしまった子供が本当に不憫だとおもった。
自分が大事、以外のなにものでもないじゃないか。
あきれ果てたことに、離婚をすれば実家にもどり、親孝行ができるとのたまった。
それを親もたぶんそう思っているんだから、とりつくしまもない。


・子供の世話をしなかったのは、子供「で」遊んで帰ってくると怪我をさせたといって怒られる、公園につれていけば怪我をする。山登りなどさせたい(当時二歳)が危ないからだめだという。それでは子供「で」遊んでもつまらないとおもった。だからあそばなくなった

というのだが、それと虐待とどう関係があるんだ。と問うと


・俺が子供にパワハラをするようになったのはお前のせいだ。お前が子供に怒鳴ったり叱ったりしたから。まぁお前は俺の母親に嫌がらせされてたんだろうけれども

というまったく理屈の通っていない答えが返ってきた。


「でも、俺は子供たちと月に一回は面会して(家に)泊らせたい」

なんていうまるで自分の立場を分かってない発言も、、まったく彼の頭の中を疑ってしまうわけで。
自己都合退職ならぬ、自己都合離婚なんて言葉が浮かんできた。
退職も離婚も、自己都合では手厚い補助なんか出ないんだよ?

「まぁ、夏休みには長男だけはそっちに泊まらせて、そっちの友達に会わせてあげたいと思ってるけどね。月一回の面会をするなら、私も含めて家族5人で、なら認めようと思ってるよ」
「……それは、俺としては厭だな」
だから、あなたの都合なんて面会否定してないんだから通らないんだってば。
「あとねぇ、祖父母には面会の権利はないんだってぇ。ま、そっちに言ったときに遭っちゃうだろうけど、逢う権利はないんだってさ」
「そうなのか?!」

ほんとに、なんの準備をして離婚話を切り出したんだか……
ところで、最後には夫は女を買ったことを認めた、ということは記しておこう。それを認めたせいで幾ら飛ぶかもしらずに。





「だいたいおもうんだけどな? おまえはうちの実家に同居してたころは、おまえの敵は俺の母親だった。でも引っ越してからは俺がお前の敵になり、俺でなければ子供に風当たりが強くなることがあった。違うか?子供も言ってたろう?」
「あぁ、言ってたねぇ。どこの家でも母親はうるさいって。うちだけじゃないみたいだ、なぁんだって思ったって」

夫、何もいわず。

だいたい実家に同居してた頃、嫁姑問題になったのも夫のせいだ。夫が母親がうるさいから話したくないといって、連絡事項も伝言もまったく伝えなかったこと、しかたなく私が義母と話していたのだが、義母は私が夫を遠ざけていると思って逆恨みしたのだ。

まったくもって全てが勘違い、人のせい。こういう生き方をする人って、本当にラクだろうね。



「まぁ、離婚しても養育費は払うし、税金とか健康保険とかも俺の扶養にいれれば出るから。何かあったら手伝いもするし、すぐに離婚はできないだろうけど離婚にむけていこうよ」


っていうか、11月末に離婚話して、11月中に別れる!と言い出したのは夫なのだが。



「……まぁ、いっかい弁護士と相談してみたら」
「ああ、そのつもりで来週予定してるんだけど」
「市の弁護士は一瞬しか話せないし、前日に勝手に面談時間きまるから有給とるの難しいよ」
「もうお前も話したのか」

少々びっくりした様子の夫。そりゃぁそうだ、これだけ離婚はやめたほうがいいんじゃ、なんていいながら
離婚話から二週間でちゃっかり相談はしてるのだから。

「そうか……でも普通の弁護士に相談するはお金が高いから。できるだけ無駄遣いはしたくないし」
「そうだねぇー、たいへんだよねー、専業主婦は無料で話せるのにねー」
「え、どこで」
「家裁の近くに、相談に乗ってくれるところがあるんだよー。無収入なら三回くらいまで無料なのー(もはや宣伝」

いつ話したんだ?と、まったく予定外だったらしい夫は、顔色を変えている。

「ああ、昨日、かな? 今の条件じゃ旦那から裁判離婚は切り出せないから、離婚したいっていうなら言いたい放題条件つけてやればいいっていわれたよー。それがのめなければ離婚しないっていえばいいんだってー」


「そうなのか? いや、でも自分で話してみないと」
「そうだよー、自分で話してみないと、『わからない』もんねえ~」



なんでこんなに楽しいんだろう。
離婚しよう、って言われた時からちょっとも哀しくないのはなんでだろう。
嬉しくて、おかしくて、病院の先生に「薬のせいですか?」ってきいたら、違うって言われた。
薬のせいで結論が変わってしまうことはないって。

じゃ、やっぱりやりたい放題やって、夫を捨てるのかな、私。